
小雪がちらつく寒い一日、図書館から借りていた本を読むことにした
三本帆柱のイスパニア船に乗り込んだ戦士ジョアンの船は難破の末
紀伊雑賀のいくさ姫、雑賀孫一の姫と名乗る鶴に拾われる
ハポン(日本)では戦国時代、各地で合戦と呼ばれる戦いが繰り返されていた
鶴は戦とはかかわりなく、孫一から与えられた外国船を修理した「戦姫丸」で南蛮貿易を目指し
淡路島、塩飽諸島、能島、周防大島を抜けて明国に向かうが毛利、村上水軍と戦う羽目になり
何とか切り抜けたあとに現れたのは、丸に十文字の旗を掲げた薩摩島津の船
そこで指揮する島津一族の党首の妹巴姫
最後は日本の侍軍団と明国の海賊軍団との大海戦
息つぐ暇もなく、久しぶりに一気に読み切った、
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