関東甲信越地方は一昨日梅雨明けしたそうだ、
続いて関西地方も梅雨明け、6月の梅雨明けなんて史上はじまって以来の出来事だろう
梅雨が明ければ蝉の声が響くのだが蝉の鳴き声はまだ聞かない
今頃は土の中で早く外へ出ようと焦っているだろう
小さい頃は梅雨明けが待ち遠しかった、学校は夏休みになり
家が海に近かったから海水パンツのまま泳ぎに行けた
7月初めに学校が夏休みになって最初の行事が海水浴であった
あの頃は学校にプールなんて無かった
学校で水着に着かえみんなでガヤガヤ話しながら砂浜まで歩いて行った
海の底は奇麗な砂浜で、水中眼鏡をつけて潜り、貝を掘り出したりした
時々海水が鼻に入ってツンとなったり、耳穴にツバをつけて海水が入らないようにしていた
たまにテンプラというものが漂っていることもあった
そのきれいな砂浜も今は無くなり、臨海工業地になり、松林も無くなってしまった
高校生になってからは受験勉強の合間を縫って友達と二色の浜海水浴場へよく行った
砂浜で体中に砂をつけたまま寝転がって体を焼き、かき氷を食べて涼しさを楽しんだあと
脱衣場で体に着いた砂を洗って帰ってきた
大学生になってからは寮に入ったが、これが昔の番屋を改装した寮で、海がすぐ目の前
暑くて寝苦しい夜には目の前の海で泳ぐ猛者もおり、夜光虫が体についてきて奇麗に光っていたのを思い出す