晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

備中松山城 10月13日

2006-10-14 22:55:18 | 国内旅行
先週若狭旅行で大阪駅に集合したが出発まで時間があったので駅構内を廻ったら大丸の一部が早朝から開いていてパン、おむすび、おやつ、お茶やジュースなどの飲料水その他旅行用の必需品の殆どを売っていることがわかった。
そして周りには日本国内から海外旅行まで沢山のチラシがあっちこっちの柱の脇に置かれていた。その中で興味を引いたチラシをリュックに入れてそのまま家までもって帰っていた。
一枚は「ベンガラのまち備中吹屋」の観光周遊バス、もう一枚は鉄道の日記念「JR西日本一日乗り放題きっぷ¥3,000」のちらしだ。
今週末は秋晴れのいい天気だという予報を聞いてまたどこかへ行きたくなり二枚のチラシを眺めて旅程を考えた。
¥3,000(普通列車のみ)(新幹線、特急、急行全て駄目)でどこまで観光に行けるか、備中吹屋なら行けるのではないか?インターネットで色々調べてみた。
しかし土曜、日曜にJR伯備線備中高梁駅から9時40分に出る観光周遊バスに乗るためには岡山まで新幹線を使わないと絶対に間に合わないことがわかった。
あきらめて備中高梁の観光案内を見ていたらこの町には日本三大山城の一つ備中松山城というのがあることを知った。
早速時刻表で調べてみると姫路まで新快速を利用すれば城へ上がってさらにその城下町を散策するには充分な時間があることが分かった。
ちなみにJRの乗車賃はどれくらい安くなるのか試算してみた。
大阪駅から山陽本線岡山経由伯備線備中高梁駅まで往復226.4キロ、乗車賃¥7,780、半額以下で行けることが分かり金曜日に行くことに決めた。
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備中松山城(2)

2006-10-14 22:48:50 | 国内旅行
先週同様おにぎり、おやつ、お茶、おみかんをリュックに詰めて家を出る。
大阪駅6時52分発姫路行きの新快速に乗る。
金曜日なので車内は通勤通学の人で満員、一人だけ場違いの感じで旅行気分にはなれない。
目は自然といろんな制服を着た女子高生に行く、電車の中でも本を読んだり、メモを取って勉強している子、ぺちゃくちゃおしゃべりばかりしている子、制服のせいもあるがなんとなく雰囲気で公立の子と私立の子がわかるような気もする。三宮から乗ってきた女子高生も明石、加古川と下車して行くが姫路まで行く子もいた。
7時54分姫路着。隣のホームに7時57分発の岡山行きの電車が停まっているのが見えるが地下道を通らないと行けない。降りたホームが混雑していてなかなか階段が降りられない、間に合わないと思ったが駅のほうもわかっているのか発車を2分ほど遅らしていたので滑り込みで間に合った。
こちらも通勤通学の人で込んでいる。ここに乗っている女子高生は美人が多い、制服を着替えればなかなかいい女になるのではないか、いや制服のままでもいい女だ多分3年生なのだろうなどと勝手な想像をして楽しんだ。
網干、竜野、相生で女子高生はいなくなり座る事が出来た。
やっと旅行気分になり、竜野はこんなところにあったのかなどと各駅停車を楽しみ電車は播州平野を岡山へ向かってひた走る。
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備中松山城(3)

2006-10-14 22:45:05 | 国内旅行
岡山からは備中高梁、新見から米子までの伯備線に乗り換える。
今年の冬湯原温泉からの帰り中国勝山から新見へ出て特急「やくも」で岡山へ帰ってきた線だ、あの時には備中高梁など気が付かなかった。
次は10時07分発、早くもお腹が減ってきた。
時間があるのでホームのベンチに腰掛けておむすびとみかんを食べた。
電車は定刻に発車、車内は空いていてやっと旅行気分になった。
倉敷、総社ぐらいは知っているが、清音(きよね)、豪渓(ごうけい)などいい名前の駅もある。
電車は日羽、美袋と高梁川の右岸に沿って走っているが山が迫っているためトンネルが多くなってくる、新見へ行くほうは川沿いのためトンネルは少ないが岡山へ向かう方は山側になるので迂回したり、トンネルに入ったり複線ではあるが線路が引っ付いたり離れたりする。
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備中松山城(4)

2006-10-14 22:42:38 | 国内旅行
11時01分備中高梁着、駅前の観光案内所で城への行き方を聞く。
城は標高430mの臥牛山頂上にあり歩いて上るのは無理、バスもなく駅前から1時間半おきに乗り合いタクシーが出ている。
乗り合いタクシーは山の8合目のふいご峠まで15分ほどで行くがあとは急な山道と石段を約20分歩いて上ることになる。
最低運賃は¥560だが乗り合いタクシーは一人¥400、次は11時半だというので予約して街中を歩いてみた。
高梁川に沿って開けた町だが廻りは山に囲まれている。
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備中松山城(5)

2006-10-14 22:39:40 | 国内旅行
乗り合いタクシーは結局一人だった(あと二人いたが昼食を食べてからにした)が一人でも料金は¥400、これは観光客のためのサービスなんだろう。
ふいご峠から歩き始めたがかなりきつい山道、その先は曲がりくねった石段道、行けども行けども城は見えない、やっと石垣が見えたが城門まではまだまだだ。
汗ビッショリになってそれでも頑張って20分弱でたどり着いた。
道中は10m以上の大木に囲まれていて立ち止まると風が涼しかった。
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備中松山城(6)

2006-10-14 22:36:29 | 国内旅行
空の青さに映えて思っていたより美しい城だ。
国の重要文化財で現存する天守を持つ山城としては最も高いところある。
もともとは尼子氏の城で山中鹿之助の墓が近くにあるが、この地は山陰と山陽を結ぶ要地であったため戦国時代は争奪が絶えず城主が14人も替わっている。
赤穂の大石内蔵助が城を受け取りに来た時に腰掛たという石もある。
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備中松山城(7)

2006-10-14 22:34:02 | 国内旅行
入城料¥300を払って天守に上る。
急な階段、それも敵が一気に上れないよう途中で折れ曲がっているのを上まで上がったが下りる時は少々怖かった。
天守からは目下に広がる町が見渡せる。
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備中松山城(8)

2006-10-14 22:30:38 | 国内旅行
城を出て天守閣を振り返る。
凄い城だ、山城とはこんなに高いところにあると始めて知った。
武士達は毎日こんな高いところまで通勤したのかと感心した。
しかしこんなところまでは来ていなかった、ズーツと下の高梁の町の中に武家屋敷などがありその辺りに分署が在り石高は五万石、殿様も普段はそこにいたらしい。
それにしても素敵なお城だ。
名残を惜しみながら山道を下る。
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備中松山城(9)

2006-10-14 22:28:55 | 国内旅行
下りは楽だ、1時間半ほどで下に帰ってくると聞いていたのでタクシーを降りた8合目も簡単に通り過ぎ下界も近くなり景色のいいところに来たので写真を撮った。
そこでハタと気が付いた、またまた晋ちゃんの物忘れボケが出たのだ。
暑いので脱いで手に持っていたはずのベストが無い。すいすい調子よく歩けたはずだ。
何処で忘れてきたのか?
どう考えても天守閣で靴を履くために脇に置いた時しかない。
ここからもう一度天守閣まで戻る?
やめてくれ下に下りて気が付いたのならあきらめもつくが戻れそうだが戻れそうにも無い場所で気が付くとは、しかし忘れて帰ればカミさんに馬鹿にされそうなのは目に見えている。
ヒョットしたら途中に置き忘れたかもしれないと思い引き返すことにした。
気は焦るが足は疲れてきている、タクシーで上ってきた場所まで戻り一息ついて山道に掛かる。
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備中松山城(10)

2006-10-14 22:25:23 | 国内旅行
石垣のところまで戻ってきたが膝が笑い出して歩けない、しかしまだ忘れ物は見つかっていない。
入り口で管理人に断って再び城に入る。
あった!
管理人に礼を言うと随分下まで行っていたのでしょうといわれた。
城の前の椅子に座り、お茶を飲み、おみかんを食べて10分ほど休憩した。
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