散歩道 １０月１０日

秋の朝だ。　うろこ雲が綺麗だ。
昨日に比べれば冷え込みは弱い。
昨日の柿は全部売り切れていたが、ジャガイモは売れ残っていた。
本当は今日が「体育の日」の祭日なのに勝手に日にちを変えて三連休にし、遊びに出やすくするだけで本来の祭日の意義が忘れられているのが残念だ。
最近「愛国心」の無さがいわれているがこういう国の行事をいい加減に扱っていては「愛国心」など育つはずが無いと思う。
今日は新聞の休刊日であったため昨日の北朝鮮の核実験のニュースが夕刊にデカデカと載っていたが昨日からテレビで丸一日放送していたあとだけに全く気の抜けたニュースに思え読む気がしなかった。
奈良の女児誘拐殺人事件の被告が自ら控訴を取り下げ死刑が確定したニュースがあった。
被告は「生きていても面白くない」「早いことこの世とおさらばしたい」など勝手なことを言っているがこういう奴こそ無期懲役にして一生かけて苦しみを味あわせるべきではないだろうか。
大阪池田の小学校で児童を殺傷した犯人も「早く殺してくれ」と控訴せず死刑が確定しているらしいがこれも刑務所で一生かけて罪を償うべきだと思う。
遺族にすれば一刻も早く死刑にしてこの世から消えて欲しい気持ちだろうが・・・
先日宮部みゆきの「名もなき毒」という本を読んだが青酸カリによる無差別殺人事件から始まり、睡眠剤、シックハウス症候群、土壌汚染、いじめ、それらに人の心、気持ちの中にある毒を絡ませてえぐり出した小説であったが世の中のいろんな事件というものは人の心の奥にある毒が引き起こしているのだろう。
セ・リーグで中日の優勝が決まった。
８月にＭ４０が点灯して以来２ケ月かかっての優勝、阪神が良く粘ったというべきなのか。
明日からはパ・リーグの第２ステージ、しばらくは野球が楽しめる。