さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

再び新たな陽が昇るか、それとも 岩田翔吉、堀川謙一と対戦決定

2022-05-27 12:32:24 | 関東ボクシング



7月2日、岩田翔吉の防衛戦が決定。相手はOPBF王者の堀川謙一。
WBOアジアのタイトル決定戦も兼ねて、トリプル地域タイトルマッチとなります。


前戦では歴戦の大内淳雅を初回で返り討ち、あまりにも鮮烈な新旧交代劇を見せた岩田翔吉は、今まさに昇竜の勢いにあります。
その岩田に、またしても関西リングで長くトップとして闘い、不遇を乗り越えて王者となった堀川が挑むというのは、なかなか心に染みるカードです。


とはいえ、冨田大樹戦の快勝から、なんだかんだ2年のブランクが出来てしまい、現在42歳の堀川が、予想をすれば当然不利でしょうね。
しかし、堀川にしてみればもう、時間がないとかいう以前に、この若く勢いのある王者との闘いは、半ば宿命的なものなのでしょう。
今すぐ世界というわけにはいかない現実を、たった一勝で覆すための相手としては、これ以上無い、闘わずしてどうする、という。


もちろん、当日、リングの上でどのような現実が彼を待っているものか、と想像すれば、彼を応援する心情の者には、厳しい予見が先に、それも数多く押し寄せてきます。
しかし、もう勝ち負けどうというより、堀川謙一という歴戦の勇士が、ボクサー人生の、拳歴の集大成として、岩田相手にどのような「拳譜」を奏でるものか、何よりもそれをしかと見たい。見なければならない。
これまで、その闘いぶりを数多く見てきたから、というだけでなく、乗り越えてきた不遇のあれこれも含めて、この闘いに賭ける思いを、リングの上で雄弁に語ってほしい。そんな気持ちです。


そして、それを迎え撃つ若き王者、岩田にもまた...はっきり言えば、無理に今、この相手と闘う選択をせずとも、彼には進める道が他にあったはずです。
所属ジムのことも考えれば、なおのこと、ですが、彼がこの状況で堀川謙一というチャレンジャーを「引き受けた」ことにもまた...こちらの勝手な想像でしかないですが、畏敬の念を抱きます。




何しろ楽しみな、というに収まらない、待ちきれない一戦です。
来月は録画放送と生中継、ふたつの興行がG+で放送されますが、再来月はコレ、ということですね。
有り難いことに、G+月別番組表によると、生中継される模様です。
それこそ、もし録画だったり放送なしだったりしたら、いろいろと考えねばならんところでしたし、有り難い話ですね(^^)







コメント
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