さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

切れ味優先の組み立ては、良くも悪くも変わらず 「再起対決」は和氣慎吾が勝利 

2020-08-22 21:14:37 | 関東ボクシング



ということでBoxingRaiseのライブ配信を見ておりました。
何かこう、徐々に映像を見る機会が増えてきております。
明日はDAZNで、早朝から英国のヘビー級戦がありますし。
あとは会場にどんどん足を運んで、ということになれば良いんですが。



和氣慎吾は、川島翔平との「再起対決」に6回TKO勝ち。

2回に見せた、左から返しの右フックでのダウンシーンはお見事。
3回は左。これはダメージ軽かった(足が絡んだ?)ようでしたが、4回は川島の右目の下あたりをヒットした左でまた倒す。

川島は軌道を変えた右を打ち分けて迫るが、6回、またも左カウンターでダウン。
続行自体はやれば出来そうだったが、レフェリー止めてTKOでした。

和氣は、右リードが出ている間は安定しているが、それよりスピードと切れ味が頼み、という形は良くも悪くも以前のまま。
KO負けの影響が思ったほど出ていない、という意味では良いんですが、不安要素もそのままでした。



はじめの一歩フェザー級トーナメント決勝は、予想通りの打ち合いとなり「渡部違い」で知られる?ファイター渡部大介が、サウスポー草野慎吾を5回、飛び込むような右ダイレクトでダウンさせ、打ち合いの末に3-0判定勝ち。

果敢に、休み無く打ち合った好ファイト、という反面、互いに接近した距離での防御技術に見るべきものがなく、展開を変えようという工夫に乏しい、という見方もできる内容でした。
勝った渡部は、現在日本4位のランクがさらに上がるでしょうから、いよいよタイトル戦線に身を投じることになります。
先日放送を見た限り、充実した闘いぶりの王者、佐川遼にどこまで迫れるか、ですね。



配信は見られなかったんですが、土屋修平はまたも判定で敗れたとのこと。
ボクシングの未来について、その在り方について、積極的に発言してきた元王者ですが、リングの上で再び、という思いは今のところかなっていません。
ブランクの影響も当然あるんでしょうが、それ以前に、ボクシングとはやはり厳しいものなのでしょうね。




コメント (2)
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