寺地拳四朗、地元の城陽市役所などに、感染症対策の応援品を寄贈、というニュース。
後援会長の言のとおり、勝ち続けていれば今頃、防衛回数が二桁に迫っていたかもしれない最強王者、寺地拳四朗のキャリア停滞は、井上尚弥のそれと同様に、新型コロナ渦に対する恨みが募るものです。
そもそも、実力の割に不遇、という度合いでいえば、歴代でも徳山昌守に匹敵するか、それ以上か、と思うくらいの王者なのに、そこへ持ってきて、という。
最近は関東圏のリングで闘い続けている拳四朗ですが、それこそ大阪や京都の郊外都市でも試合開催などは難しいのでしょうかね。
もっとも最近、重症者数では大阪の方が、東京を上回っていますが...。
対戦相手については、国内に文句なしの強敵がいるんですから、何とかならんものか、と思います。
こういうときだからこそ、普通では組みにくいカードを組めば、大きなトピックになる可能性はあるし、それも業界のやり方、売り方次第、さらにいうなら「姿勢」の問題だという風にも思うんですが...。
結局、個々のご都合で、それぞれに手の届く範囲内でしか動けない人たちばかりだし、というところなのでしょうけども。
いずれにせよ、本当にもどかしい時期が続きますね。