さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
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拳闘見聞の日々。

井上尚弥「コロナ明け」二戦目のWBO1位に相手変更?

2020-08-13 12:52:16 | 井上尚弥




以前も、ファイトマネー減額に難色を示すジュンリエル・カシメロの話題が出ていましたが、今回は代役候補の名前が挙がりました
先日放送の、WOWOWエキサイトマッチに揃って登場したマロニー兄弟のうち、無冠戦で勝った方、ジェイソン・マロニーです。

エマヌエル・ロドリゲス戦の健闘と、先のメキシカン相手の無冠戦くらいしか見てませんが、河野公平に勝った星も含め、総合的に見て、なかなかの実力者だと言える選手です。
これで挑む相手が井上尚弥でなければ、王座奪取の可能性を、もっと高く見積もられる選手だろうに、という感じではあります。

ただ、昨年11月以降試合が出来ず、ブランク明けでいきなりタイトルマッチとなるであろう井上に対し、マロニーは兄弟共々、早期の米国渡航がかない、ジェイソンは無冠戦をひとつ闘っています。
試合勘、というものが、井上とマロニーがいざ、相まみえたときにどう影響するものか、確たることなど言えませんが、これはマロニーにとって、有利な点ではあるでしょう。

WBOのタイトルホルダーであるカシメロが、井上尚弥という強敵との対戦で、安易に報酬減額に応じたくないのもよくわかる話で、この情勢が変わらねば、本当に井上、マロニー戦が先に実現するかもしれません。
本来なら、井上、カシメロ戦の勝者に課せられる指名試合だったカードなのでしょうが。


ただ、こういう話をジ・アスレティックの記者がツイートするということは、井上の試合自体は、行われる方向で具体的に動いている、と見ていいのでしょう。
その一点においては、前向きなニュースだと思います。というか、思いたいところ、ですね。




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