さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

府立二大決戦!/東でも/プロ転向/まさかの引退/こちらも、最後の挑戦?

2016-07-06 19:57:53 | 話題あれこれ




ということで、しばらくあまりあれこれ書こうかという気にならず、
更新が滞りがちだったんですが、最近になって一気にあれもこれも、という感じです。
観戦予定も立て込みそうです。この夏は盛り上がっていきましょう(^^)


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ということで山中慎介、長谷川穂積のダブル世界戦は府立。9月16日。
長谷川はウーゴ・ルイス挑戦山中はモレノ師匠との再戦を、敢然と受けて立ちます。

予算的に、こんなカードふたつ並べられるもんかな、たぶん山中は他の相手とやって、
来春に師匠と再戦するんやろうな、と勝手に思っていたんですが...。

昨年、この試合だけのために、ヒコーキ乗って大田区の体育館まで行ったことを思えば、
本当に見に行くの楽です。ありがたいことでございます。
これは当然、外さず観戦です。またおいおい、あれこれ取り上げていきたいものです。


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ダブル世界戦、といっても中身的にどうかいな、コレを「世界」と言わせといてええのかね、と
思うようなのが含まれている場合も多い昨今ですが、今回の東西ダブルは、これまでよりはそのへん、
質的改善が見えます。西の方は上記の通りですが、東の方も、これまでよりはかなり良い方でしょう。

何よりルイス・コンセプション来日ですからね。確かにカルロス・クアドラスに敗れて、
いよいよ正念場であるのは事実でしょうが、河野公平にとっては、やはり強敵です。

河野にとってはリボリオ・ソリス戦以来の強敵相手の試合です。というか、過去最高の強打者相手でしょうか。
防御に難があり、ある程度打たれることを織り込んで闘う以上、強打の相手に有利の予想は立てようもありません。
しかし、相手が強いほど、河野の粘り強いスタイルと、倒す間合いを掴んできた右の威力は光るはずです。
そういう面では、楽しみな試合でもありますね。


田口良一は宮崎亮との対戦です。日本上位で活躍した時期が少しずれた二人が、世界戦で激突ですね。

頑健な長身のパンチャー田口、小柄ながら柔軟なカウンターパンチャー宮崎、双方ともに
特徴がはっきりしていて、対照的な部分も多い、面白い組み合わせです。これも楽しみなカードです。

しかし、宮崎亮がやれ1位だ、指名挑戦者だというのには、正直かなり違和感があります。
残念ながら、ファーラン戦のKO負け以降、彼が闘ってきた相手の顔ぶれを見れば、
何でこれで世界ランキングが上昇するのか、わかりません。誰もまともに説明できる人はいないでしょう。

そういう状況のまま、不器用ながらもよく鍛えられていて、対戦相手も世界上位相手ではないにせよ
その少し下くらいの相手と戦い続け、被弾もありながら結果はKOやTKOで勝っている田口に挑むとなれば、
やはり明るい展望よりも、暗い想像が先にきてしまいますね。

宮崎亮の世界再挑戦は、もう少し「満を持した」ものであってほしかったです。
かつての、才気に溢れ、闊達なボクシングが、田口良一を相手に再現されれば...というのは、
やはり希望的観測に過ぎるような気がします。そうなってほしいという思いではありますが。


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これまた、普通に大ニュースですね。ずいぶん前からあれこれ話題にはなっていましたが。
清水聡、大橋ジムからプロ転向

井上兄弟、八重樫、細野とメインイベンターを多く抱えるジムですし、試合数も多く組めるでしょうから、
まずは収まりの良いところに収まったかな、という感じですね。
アマチュアが長く、年齢もいってますから、プロの試合形式に早く慣れられるかどうかがカギでしょうか。

左で、長身で、懐深く、一発のパンチが重い、というのが五輪などで見た大まかな特徴ですが、
フェザーからライト近辺で、日本の上位と闘うところまで来れたら、まずはそのあたりでいろいろ楽しみですね。


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その「近辺」の選手のひとり、仲村正男がまさかの引退表明とのことです。

WBA王座挑戦交渉中、という話が専門誌に出ていたくらいですから、唐突ですね。
理由は、本人がブログで書いた心情的なものだけだとは思えませんが...。

とにかく、勝っても負けても懸命で、スリリングな数々の試合ぶりが目に焼き付いています。
観客を興奮させることが出来る、真のプロ、スター選手でした。
好機を得たときの強さは、まさしく世界を狙えるレベルで、期待もしていたんですが。
本当に驚きましたし、残念です。


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千里馬神戸の松下拳斗(玉越強平)が、尾川堅一挑戦決定とのこと。

内藤律樹に敗れた後、日本ランキング表から名前が消え、代わりに「松下拳斗」という名前が出たときは
「あれ、またフィリピンから選手連れてきたのかな(懲りもせんと...)」と思ったんですが(^^;)
戦績を見て、玉越の改名と気づきました。
そうか、まだ現役続行するのか、しかも名前変えてまで...と思い、正直に言えば複雑な気持ちにもなりました。

その後の試合の様子は、YouTubeで見たくらいで、会場では見ていないのですが、
おそらくこれが、かつてジムメイトだった長谷川穂積同様に、今度こそ、最後の挑戦となるのでしょう。

かつて、WBC1位だったダンテ・ハルドンを倒しながら、世界ランキング上位を得られなかった不遇を経て、
強敵相手に挑んで敗れてきた彼の前に、またも強打の王者が立ちはだかります。
予想がどうとか、もはやそういう心情ではありませんが、強いけど粗いところもある王者ですし、
なんとか攻略の糸口を掴んでもらいたいと思います。あと、頭も結構露骨な時があるので、充分に注意して...。



コメント (3)
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