さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

少年ボクサーたちにも新たなる夢 東京五輪開催決定

2013-09-08 11:00:03 | その他

今朝方決まったそうですね。

正直言って、ダークな部分も含めて、IOC委員というものの存在には
あまりいい印象がありませんでした。
欧州の貴族やその末裔みたいな人間も好きにはなれませんけど、それ以外にも
得体の知れん素性の者がざらにいて、こんな「連中」に札入れてもらわんと
五輪を開催できんとなると、まともに行っても無理なんちゃうかなと。

しかし時代が変わって、IOC委員の構成も多少変わってきたんでしょうかね。
まともに考えれば、東京の治安と財政、施設やインフラは魅力のはずですものね。

ただ、マドリードに五輪が来れば、欧州挙げての景気対策になるとか、
やはりイスラム初開催のイスタンブールには、世界的なインパクトがあるとか、
そういうのに比べると、やはり東京、弱くないかと思ってましたが。
今回の決定は、そういう意味で、望外の喜びでした。


ひとつ気になるのは、福島の件について「250キロ離れているから大丈夫」という
「処理」の仕方をしたことですね。
東京五輪は福島の復興をも旗印にしていたはずですが、これでは切り離しやんか、と。

「東京と福島は250キロ離れているが、心の距離はゼロだ」
「東京五輪は福島の復興と共にある。それが理解されぬなら、投票してもらえなくてもいい」
「広島、長崎が甦ったように、福島も五輪と共に立ち直る。その姿を見てほしい」

ちょっと勇ましすぎるかもですが、このくらいの啖呵、切って欲しかったですね。
まあ、現実に東京が選ばれることはないだろう、と決めてかかっていた事前の妄想ではありますが。
結果、開催を勝ち取ったんですから、戦略としては正しかったのでしょう...けど。


とにもかくにも、7年後、東京に五輪が来るわけです。
これは川内将嗣の世界選手権銅メダルに始まり、村田の五輪金、清水の五輪銅に至るまで
ただいま絶好調の日本(アマチュア)ボクシングにとっても、さらなる追い風でしょう。

山根明新会長就任以降、プロアマ交流、国際大会への積極参加、AIBAとの関係強化など
さまざまな方針転換を実現し、村田の金メダル獲得によってそれらの施策が結実したところに
こういう大きな、新たな目標ができた。
選手の強化もますます進むでしょうし、五輪を目指す若年層のボクサーたちが増え、
自国開催の五輪を目指して、さらに成長することでしょう。

そして、希望としてはこの目標に向かって、アマとプロが一致協力してもらい
ボクシングというスポーツの発展に寄与してもらいたいということですね。
その過程で、プロアマの交流、関係強化がさらに促され、双方が矛盾なく存在し、
互いに強化の助けとなって支えあう、そんなボクシング界の理想的な姿に、
一歩でも近づいてもらいたいものです。

東京五輪は、プロアマ問わぬ「ボクシング界」にとって、大きな夢となる大会でしょう。
第二の村田を目指す、若きボクサーたちの健闘に、めちゃくちゃ気が早いですが、期待します(^^)




※新聞に載っていたんですが、ボクシングの会場は両国国技館になるそうですね。
あそこなら見やすいし、アクセスは良いし、最高ですねー。
全日程通しのチケットとかあるのかなぁ...とか、今から妄想ちゅう...(^^)


コメント (4)
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