本日は新大阪で新人王西軍代表決定戦を観戦してまいりました。
西日本決勝のときも書いたのですが、やはり一度見て、目につく選手がいると
どうしてもその年は追いかけたくなってしまうものであります。
以下、ざっくりと感想を書きます。
戦績は試合前のものです。
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ミニマム級 山本裕貴(江見) 9戦4勝(1KO)5敗
北原和馬(畑中) 7戦6勝(3KO)1敗
三者三様の引き分け。山本の勝者扱い。
ミニマムにしては長身のボクサータイプ同士。
サウスポー山本が左ヒットするが、2回に北原の右でダウン。
この辺は北原が冷静に迎え撃ちしましたが、
その後山本が右フックを中心に巻き返す展開。
正直、どちらとも言いにくい試合でした。
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ライトフライ級 沖田英志(JM加古川) 8戦6勝(1KO)2敗
菖蒲晋也(松田) 9戦7勝(2KO)2敗
沖田3-0判定勝ち。
小柄でがっちりした体格同士。菖蒲が前に出て攻めるがいかにも粗い。
沖田はやや手を焼きつつも、冷静に対処し迎え撃ち。
右クロス、アッパー、ボディの応酬ながら、正確さで圧倒的に沖田。
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フライ級 岡 成紀(明石) 5戦5勝(2KO)
阪下優友(とよはし櫻) 9戦5勝(3KO)2敗2分
阪下5回TKO勝ち。
長身同士の対戦。サウスポー岡が左回りをしてしまうところに
阪下の右が二発決まって、初回に岡がダウン。
しかし岡が右回りをし始めた2回から岡が挽回、左→右フックがよく決まる。
4回半ばからボディのダメージが、岡の足が止まりかけ、また阪下攻勢。
5回、阪下の右で岡が打ち込まれ、ストップ。
最近、サウスポーの回る方向の是非について、考えさせられる試合が多いですが、
今日の岡の良いときと悪いときを見ていると、やはり基本は右回りであるべき、と
改めて思いました。右回りが出来なくなると、やはり苦しい展開になるな、と。
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スーパーフライ級 小林健太郎(六島) 6戦6勝(2KO)
奥村健太(本田フィットネス) 9戦8勝(2KO)1敗
1-0引き分け、小林の勝者扱い。
小柄なサウスポー同士、ボクサータイプ小林が、ファイター奥村を迎え撃ち。
右フックのダブルがよく決まる。奥村は序盤から打たれるが手を止めない。
4回から小林の手数が減り、それに乗じて奥村が攻勢。
5回もボディ、右フックの相打ちなどで打ち勝つ。
判定は48-47小林が一者、あと二人が48-48。
ちなみにさうぽん採点は48-47で小林でした。
奥村の健闘にも拍手を送りたいと思います。熱戦でした。
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バンタム級 金 裕範(森岡) 7戦7勝(3KO)
外山治樹(FUKUOKA) 6戦6勝(3KO)
外山3-0判定勝ち。
サウスポー同士の対戦、長身の金が長い右リードから左を合わせる。
外山は低い姿勢から頭を振って前に。
初回、金の右ジャブがカウンターのタイミングで入り、外山ぐらつく。
しかし外山、果敢に攻め立て、クリンチを振りほどいて打つ。闘志満々。
2回、ぐいぐい攻めて金を下がらせ、左フックでダウンを奪う。
3回以降、ダメージ、疲れ、圧力に抗おうとする金を外山が攻め続け、
金は再三ピンチ、スリップダウンも3度あるなど、外山が圧倒。
最終回、足が揃ってしまった金も何とか粘り、判定まで生き延びた。
西日本決勝の時、京口、西脇、小林をトップ3と書きましたが、
それに次ぐとしたらこの金かと思っていました。
大柄で、スピードもパンチもあるサウスポーでしたが、
外山の低い姿勢から攻め続ける体力と闘志に完敗でした。
残念ですが、今回の敗戦を教訓に、また頑張ってほしいと思います。
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スーパーバンタム級 石川慎祐(ハラダ) 9戦6勝(2KO)3敗
小澤有毅(筑豊) 6戦6勝(2KO)
小澤2-1判定勝ち。
長身の小澤がワンツー、ストレート中心にヒットを重ねる。
石川は攻め込むとき、頭も一緒に行く形で、そこへ小澤が時折
ダッキングして頭を持っていく。バッティングや揉み合いが多い試合。
採点は48-47石川、48-47小澤、49-46小澤。
さうぽん採点は49-46小澤。
判定は割れていると知ったときは、ホームランの予感がしましたが、
まあ勝ち負けが逆じゃないだけ良かったか、というところでした。
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フェザー級 京口竜人(大阪帝拳) 5戦5勝(4KO)
中尾正茂(三松) 9戦6勝(5KO)3敗
京口3回TKO勝ち。
長身のサウスポー中尾に対し、右から当てようとする京口だが、
中尾の懐の深さにやや困惑、右をミスして左を食う。
2回、中尾の長い左をスウェーして右を返すも届かず。
これ、今日は苦戦かなと思った直後、今度はダイレクトの右をヒット。
3回、左ボディから攻め、右から左フックでダウンを奪う。
立った中尾に鋭い追撃、最後は右ストレートで豪快に倒し、KO勝ち。
今日はやりにくそうな様子だった京口、浅いキャリアですから当然ですが、
対サウスポーのボクシングは今後の課題として残りました。
しかしひとつきっかけを掴んだら、怒濤の攻撃で攻め落とす。
やはり魅力ある選手です。全日本が楽しみですね。
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スーパーフェザー級 西脇一歩(六島) 5戦5勝(4KO)
藤丸英和(畑中) 4戦2勝2敗
1-0引き分け、西脇の勝者扱い。この試合は4回戦。
両者の戦績を見て、これは西脇がきれいに勝つかなと思ったら、甘かったです。
長身の西脇が、低い姿勢から攻め上げる藤丸の接近を安易に許す立ち上がり。
それでも2回、ボディを叩いた西脇がワンツーを決め、攻勢。
ところが3回、4回が悪い。接近戦で打ち合いが続き、西脇のヒットは単発。
藤丸は身体を振って左フックから入り、ボディ、右の連打がヒット。
西脇は自分の距離を殺され、失点を重ねたように見えました。
採点は39-37西脇、38-38×2の1-0引き分け。
ちなみにさうぽん採点は39-37、藤丸でした。
いずれにせよ西脇は、自分の長所をほとんど出せずに試合を終えました。
全日本までにどう立て直してくるか、注目です。
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ライト級 堀井 翔(グリーンツダ) 9戦6勝(1KO)2敗1分
岩田祐司(中日) 7戦4勝(1KO)3敗
岩田3-0判定勝ち。
サウスポーで立ち上がった岩田が、再三スイッチを披露。
岩田はスイッチ直後に右ヒット、左に変えて連打で攻め込むなど序盤リード。
堀井が3回から挽回し、岩田のスイッチも奏功しなくなる。
最終回は岩田が右ヒット、連打で押し返す展開。
採点は48-47×2、49-47で岩田。
※記憶違いで逆の結果を書いてしまっていましたが訂正しました。
こいあさん、ご指摘ありがとうございました。
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スーパーライト級 小川 浩(ハラダ) 6戦4勝(3KO)1敗1分
蒔田貴弘(駿河) 5戦3勝(2KO)1敗1分け
蒔田3-0判定勝ち。これ以降全て4回戦。
小川が開始早々から強い右で攻め込む。しかしガードが常に開いてしまう状態。
蒔田は打たれながらも時折正確な反撃。初回攻め込む小川に左フックを決めダウンを奪う。
2回また小川攻め込むも、蒔田の右から左で2度目のダウン。
小川挽回すべく懸命に反撃するもかなわず。
終始激しい打ち合いを繰り広げましたが、ガードの甘さに泣きました。
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ウェルター級 米尾達哉(奈良) 2戦2勝
堀 隆弘(HEIWA) 7戦4勝(3KO)3敗
米尾2-0判定勝ち。
初回、ワイルドな右を振る堀に、米尾はフリッカー気味のジャブ、右。
2回、堀はいきなりの右を減らし、左から入る。多少バランスが改善。
左フックが決まり、この回を取る。
米尾は左を下げる構えで、右ガードもちょっと低く、堀のヒットを許す。
最終4回、堀が接近戦に持ち込み、米尾のジャブを殺し、打ち合い。
採点は39-37×2、38-38で米尾。
さうぽん採点は39-37、堀。
これも個人的にはちょっと?という印象ではありました。
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ミドル級 大石 豊(風間) 8戦6勝(4KO)2敗
寺西 渓(大一スペースK) 2戦1勝(1KO)1敗
大石3-0判定勝ち。
初回早々、大石の右クロスが決まり、寺西がダウン。
立ち上がった寺西、ガードを固め、時折アッパーで反撃。
大石もボディ、アッパーを決め終始優勢も、右に頼りすぎて
粘る寺西を打ち崩せず。寺西はよく粘って反撃、健闘でした。
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と、いうことでざっと振り返ってみましたが、
採点については、自分の見方と違うな、というのがいくつかあったので書いておきました。
しかし、何も私の採点が絶対なわけではないので、そこはご了承下さい。
何せ12試合もありますので、普通に見ているだけでも、ちと疲れます(^^;)
新人王戦というのは、年によってレベルの違いが多少あるとはいえ、
やはり西軍代表決定戦にまでなると、それぞれの地域で勝ち上がってきた選手同士だけに、
そう簡単に、はっきりとした勝負がつかない試合が多いです。
西日本で優勝するまでの過程では、鮮やかな勝利をいくつか見せてきた選手たちも、
中部・西部日本の対抗戦を経てやってきた相手に、大いに苦しめられていました。
そういう中で、今回もMVPを獲得した京口竜人は、やはり大器かも知れません。
上記したとおり、対サウスポー攻略のシステムを何も持っていないに等しい段階で、
手探りの試合の中、一度きっかけを掴みさえすれば、鮮やかなフィニッシュを見せてくれました。
これはやはり、全日本も楽しみです。G+の生中継はあるのでしょうかね。
もし、放送がないのだとしたら、またも思案のしどころであります...。
やはり、新人王戦はあまり深入りするものではないのかもしれませんね(^^;)
西日本決勝のときも書いたのですが、やはり一度見て、目につく選手がいると
どうしてもその年は追いかけたくなってしまうものであります。
以下、ざっくりと感想を書きます。
戦績は試合前のものです。
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ミニマム級 山本裕貴(江見) 9戦4勝(1KO)5敗
北原和馬(畑中) 7戦6勝(3KO)1敗
三者三様の引き分け。山本の勝者扱い。
ミニマムにしては長身のボクサータイプ同士。
サウスポー山本が左ヒットするが、2回に北原の右でダウン。
この辺は北原が冷静に迎え撃ちしましたが、
その後山本が右フックを中心に巻き返す展開。
正直、どちらとも言いにくい試合でした。
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ライトフライ級 沖田英志(JM加古川) 8戦6勝(1KO)2敗
菖蒲晋也(松田) 9戦7勝(2KO)2敗
沖田3-0判定勝ち。
小柄でがっちりした体格同士。菖蒲が前に出て攻めるがいかにも粗い。
沖田はやや手を焼きつつも、冷静に対処し迎え撃ち。
右クロス、アッパー、ボディの応酬ながら、正確さで圧倒的に沖田。
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フライ級 岡 成紀(明石) 5戦5勝(2KO)
阪下優友(とよはし櫻) 9戦5勝(3KO)2敗2分
阪下5回TKO勝ち。
長身同士の対戦。サウスポー岡が左回りをしてしまうところに
阪下の右が二発決まって、初回に岡がダウン。
しかし岡が右回りをし始めた2回から岡が挽回、左→右フックがよく決まる。
4回半ばからボディのダメージが、岡の足が止まりかけ、また阪下攻勢。
5回、阪下の右で岡が打ち込まれ、ストップ。
最近、サウスポーの回る方向の是非について、考えさせられる試合が多いですが、
今日の岡の良いときと悪いときを見ていると、やはり基本は右回りであるべき、と
改めて思いました。右回りが出来なくなると、やはり苦しい展開になるな、と。
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スーパーフライ級 小林健太郎(六島) 6戦6勝(2KO)
奥村健太(本田フィットネス) 9戦8勝(2KO)1敗
1-0引き分け、小林の勝者扱い。
小柄なサウスポー同士、ボクサータイプ小林が、ファイター奥村を迎え撃ち。
右フックのダブルがよく決まる。奥村は序盤から打たれるが手を止めない。
4回から小林の手数が減り、それに乗じて奥村が攻勢。
5回もボディ、右フックの相打ちなどで打ち勝つ。
判定は48-47小林が一者、あと二人が48-48。
ちなみにさうぽん採点は48-47で小林でした。
奥村の健闘にも拍手を送りたいと思います。熱戦でした。
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バンタム級 金 裕範(森岡) 7戦7勝(3KO)
外山治樹(FUKUOKA) 6戦6勝(3KO)
外山3-0判定勝ち。
サウスポー同士の対戦、長身の金が長い右リードから左を合わせる。
外山は低い姿勢から頭を振って前に。
初回、金の右ジャブがカウンターのタイミングで入り、外山ぐらつく。
しかし外山、果敢に攻め立て、クリンチを振りほどいて打つ。闘志満々。
2回、ぐいぐい攻めて金を下がらせ、左フックでダウンを奪う。
3回以降、ダメージ、疲れ、圧力に抗おうとする金を外山が攻め続け、
金は再三ピンチ、スリップダウンも3度あるなど、外山が圧倒。
最終回、足が揃ってしまった金も何とか粘り、判定まで生き延びた。
西日本決勝の時、京口、西脇、小林をトップ3と書きましたが、
それに次ぐとしたらこの金かと思っていました。
大柄で、スピードもパンチもあるサウスポーでしたが、
外山の低い姿勢から攻め続ける体力と闘志に完敗でした。
残念ですが、今回の敗戦を教訓に、また頑張ってほしいと思います。
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スーパーバンタム級 石川慎祐(ハラダ) 9戦6勝(2KO)3敗
小澤有毅(筑豊) 6戦6勝(2KO)
小澤2-1判定勝ち。
長身の小澤がワンツー、ストレート中心にヒットを重ねる。
石川は攻め込むとき、頭も一緒に行く形で、そこへ小澤が時折
ダッキングして頭を持っていく。バッティングや揉み合いが多い試合。
採点は48-47石川、48-47小澤、49-46小澤。
さうぽん採点は49-46小澤。
判定は割れていると知ったときは、ホームランの予感がしましたが、
まあ勝ち負けが逆じゃないだけ良かったか、というところでした。
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フェザー級 京口竜人(大阪帝拳) 5戦5勝(4KO)
中尾正茂(三松) 9戦6勝(5KO)3敗
京口3回TKO勝ち。
長身のサウスポー中尾に対し、右から当てようとする京口だが、
中尾の懐の深さにやや困惑、右をミスして左を食う。
2回、中尾の長い左をスウェーして右を返すも届かず。
これ、今日は苦戦かなと思った直後、今度はダイレクトの右をヒット。
3回、左ボディから攻め、右から左フックでダウンを奪う。
立った中尾に鋭い追撃、最後は右ストレートで豪快に倒し、KO勝ち。
今日はやりにくそうな様子だった京口、浅いキャリアですから当然ですが、
対サウスポーのボクシングは今後の課題として残りました。
しかしひとつきっかけを掴んだら、怒濤の攻撃で攻め落とす。
やはり魅力ある選手です。全日本が楽しみですね。
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スーパーフェザー級 西脇一歩(六島) 5戦5勝(4KO)
藤丸英和(畑中) 4戦2勝2敗
1-0引き分け、西脇の勝者扱い。この試合は4回戦。
両者の戦績を見て、これは西脇がきれいに勝つかなと思ったら、甘かったです。
長身の西脇が、低い姿勢から攻め上げる藤丸の接近を安易に許す立ち上がり。
それでも2回、ボディを叩いた西脇がワンツーを決め、攻勢。
ところが3回、4回が悪い。接近戦で打ち合いが続き、西脇のヒットは単発。
藤丸は身体を振って左フックから入り、ボディ、右の連打がヒット。
西脇は自分の距離を殺され、失点を重ねたように見えました。
採点は39-37西脇、38-38×2の1-0引き分け。
ちなみにさうぽん採点は39-37、藤丸でした。
いずれにせよ西脇は、自分の長所をほとんど出せずに試合を終えました。
全日本までにどう立て直してくるか、注目です。
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ライト級 堀井 翔(グリーンツダ) 9戦6勝(1KO)2敗1分
岩田祐司(中日) 7戦4勝(1KO)3敗
岩田3-0判定勝ち。
サウスポーで立ち上がった岩田が、再三スイッチを披露。
岩田はスイッチ直後に右ヒット、左に変えて連打で攻め込むなど序盤リード。
堀井が3回から挽回し、岩田のスイッチも奏功しなくなる。
最終回は岩田が右ヒット、連打で押し返す展開。
採点は48-47×2、49-47で岩田。
※記憶違いで逆の結果を書いてしまっていましたが訂正しました。
こいあさん、ご指摘ありがとうございました。
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スーパーライト級 小川 浩(ハラダ) 6戦4勝(3KO)1敗1分
蒔田貴弘(駿河) 5戦3勝(2KO)1敗1分け
蒔田3-0判定勝ち。これ以降全て4回戦。
小川が開始早々から強い右で攻め込む。しかしガードが常に開いてしまう状態。
蒔田は打たれながらも時折正確な反撃。初回攻め込む小川に左フックを決めダウンを奪う。
2回また小川攻め込むも、蒔田の右から左で2度目のダウン。
小川挽回すべく懸命に反撃するもかなわず。
終始激しい打ち合いを繰り広げましたが、ガードの甘さに泣きました。
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ウェルター級 米尾達哉(奈良) 2戦2勝
堀 隆弘(HEIWA) 7戦4勝(3KO)3敗
米尾2-0判定勝ち。
初回、ワイルドな右を振る堀に、米尾はフリッカー気味のジャブ、右。
2回、堀はいきなりの右を減らし、左から入る。多少バランスが改善。
左フックが決まり、この回を取る。
米尾は左を下げる構えで、右ガードもちょっと低く、堀のヒットを許す。
最終4回、堀が接近戦に持ち込み、米尾のジャブを殺し、打ち合い。
採点は39-37×2、38-38で米尾。
さうぽん採点は39-37、堀。
これも個人的にはちょっと?という印象ではありました。
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ミドル級 大石 豊(風間) 8戦6勝(4KO)2敗
寺西 渓(大一スペースK) 2戦1勝(1KO)1敗
大石3-0判定勝ち。
初回早々、大石の右クロスが決まり、寺西がダウン。
立ち上がった寺西、ガードを固め、時折アッパーで反撃。
大石もボディ、アッパーを決め終始優勢も、右に頼りすぎて
粘る寺西を打ち崩せず。寺西はよく粘って反撃、健闘でした。
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と、いうことでざっと振り返ってみましたが、
採点については、自分の見方と違うな、というのがいくつかあったので書いておきました。
しかし、何も私の採点が絶対なわけではないので、そこはご了承下さい。
何せ12試合もありますので、普通に見ているだけでも、ちと疲れます(^^;)
新人王戦というのは、年によってレベルの違いが多少あるとはいえ、
やはり西軍代表決定戦にまでなると、それぞれの地域で勝ち上がってきた選手同士だけに、
そう簡単に、はっきりとした勝負がつかない試合が多いです。
西日本で優勝するまでの過程では、鮮やかな勝利をいくつか見せてきた選手たちも、
中部・西部日本の対抗戦を経てやってきた相手に、大いに苦しめられていました。
そういう中で、今回もMVPを獲得した京口竜人は、やはり大器かも知れません。
上記したとおり、対サウスポー攻略のシステムを何も持っていないに等しい段階で、
手探りの試合の中、一度きっかけを掴みさえすれば、鮮やかなフィニッシュを見せてくれました。
これはやはり、全日本も楽しみです。G+の生中継はあるのでしょうかね。
もし、放送がないのだとしたら、またも思案のしどころであります...。
やはり、新人王戦はあまり深入りするものではないのかもしれませんね(^^;)