野中悠樹の再起戦、WBO7位ドミトリー・ニクーリン戦を観戦してきました。
サウスポー同士の対戦、ニクーリンはじっくり構えて、じりじり出るのですが、
野中が手を出す距離から踏み込む時には、一瞬だけ速い動きを見せる、
緩急の効いた動きをしていて、なるほどコレはなかなかの強敵かも、という感じでした。
しかし立ち上がり早々、野中が巧くタイミングを掴んで左をクリーンヒットします。
ニクーリンのこめかみのあたりに決まった好打で、ニクーリンの動きは少しずつ、
しかし確かに悪くなっていきました。リズム、バランスが微妙に悪くなり、
野中の好打に萎縮させられてしまった面があったように思います。
その後は野中が積極的に手を出し、ニクーリンも打ち終わりを連打で狙いますが
全体的に野中が先手、ニクーリンが後手を踏む展開。
中盤以降は両者クリンチが増え、ホールディングで野中が先に減点されると、
最終回にはクリンチに苛ついたニクーリンがラビットパンチで減点を取られるなど、
低調かつラフな展開へと変わっていきますが、判定自体は野中の問題ない勝利でした。
10カ月ぶりの再起戦となった野中、勝利のコールを受けて
喜びのあまり跪いて号泣しておりましたね。
この試合に捲土重来を期した野中の思いが爆発した、感動的なシーンでした。
今後は世界を目指すと宣言した野中、容易なことではないでしょうが、頑張ってほしいですね。
さて、今日の興行全体で気になったのが、クリンチに対するレフェリングです。
関西の審判全体の方針として、そうするように定めたのでしょうか、
クリンチの際、すぐに分けずに、数秒間、両者がその距離で打ち合うかどうかを確認してから
ブレイクをかけるようになっていました。
それは、両者が技術的な裏付けのあるインファイトをする(できる)選手ならば良いかもしれませんが、
両者がインファイトを苦手とするボクサータイプであったりした場合、
単に試合の流れが断ち切られてしまうに過ぎず、試合の中身が薄れてしまうように感じました。
前座の試合もそうでしたが、メインも、両者が決してインファイトの巧い選手ではなかったために、
後半などはちょっと、見ていて良いものではなかったですね。
サウスポー同士の対戦、ニクーリンはじっくり構えて、じりじり出るのですが、
野中が手を出す距離から踏み込む時には、一瞬だけ速い動きを見せる、
緩急の効いた動きをしていて、なるほどコレはなかなかの強敵かも、という感じでした。
しかし立ち上がり早々、野中が巧くタイミングを掴んで左をクリーンヒットします。
ニクーリンのこめかみのあたりに決まった好打で、ニクーリンの動きは少しずつ、
しかし確かに悪くなっていきました。リズム、バランスが微妙に悪くなり、
野中の好打に萎縮させられてしまった面があったように思います。
その後は野中が積極的に手を出し、ニクーリンも打ち終わりを連打で狙いますが
全体的に野中が先手、ニクーリンが後手を踏む展開。
中盤以降は両者クリンチが増え、ホールディングで野中が先に減点されると、
最終回にはクリンチに苛ついたニクーリンがラビットパンチで減点を取られるなど、
低調かつラフな展開へと変わっていきますが、判定自体は野中の問題ない勝利でした。
10カ月ぶりの再起戦となった野中、勝利のコールを受けて
喜びのあまり跪いて号泣しておりましたね。
この試合に捲土重来を期した野中の思いが爆発した、感動的なシーンでした。
今後は世界を目指すと宣言した野中、容易なことではないでしょうが、頑張ってほしいですね。
さて、今日の興行全体で気になったのが、クリンチに対するレフェリングです。
関西の審判全体の方針として、そうするように定めたのでしょうか、
クリンチの際、すぐに分けずに、数秒間、両者がその距離で打ち合うかどうかを確認してから
ブレイクをかけるようになっていました。
それは、両者が技術的な裏付けのあるインファイトをする(できる)選手ならば良いかもしれませんが、
両者がインファイトを苦手とするボクサータイプであったりした場合、
単に試合の流れが断ち切られてしまうに過ぎず、試合の中身が薄れてしまうように感じました。
前座の試合もそうでしたが、メインも、両者が決してインファイトの巧い選手ではなかったために、
後半などはちょっと、見ていて良いものではなかったですね。