長谷川穂積、最新のWBCランクでフェザー級2位となったそうです。
聞くところによりますと、フェルナンド・モンティエルとの再戦交渉はかなり厳しかったようで、
なんでも本人より周囲が反対しているのだそうですね。
そもそもあの4月の試合自体、成立する過程で長谷川陣営が相当な譲歩を強いられたものであることも考えると、
そろそろ見切り時、ということなんでしょう。長谷川も、日が経てば経つほど、118ポンドに落とすのは厳しくなりますし。
ということで、昨年来、本人が願望として語っていて、しかしさまざまな事情があって、
一度は引っ込めざるを得なかった一段飛ばしでのフェザー級転向が、実現しました。
とりあえずこれは良かった、と言っておきます。
もちろん、いきなり2位ってどうなん、という思いもありますし、負けて王座を手放した長谷川と、
かつて王者のまま転級を模索しながらバンタム級1位にしてもらえなかった徳山昌守を比較すれば、
今のボクシング界における世界ランキングの価値、意味合いには虚しさを覚えてしまいますが...。
しかも、どうやら11月のビタリ・タイベルトvs粟生隆寛と共にダブル世界戦興行として、
WBCフェザー級王座挑戦の方向、とのこと。
もっとも、王者エリオ・ロハスは先日予定されていたWBA王者ユリオルキス・ガンボア戦を負傷のため
辞退しているわけで、11月に来日出来る確証はありません。その場合はどうなるか...
この先は、あくまで想像の話ですし、今月20日と25日の試合が終われば
おそらく正式発表があるわけでしょうから、今はつべこべ書かずに控えておきます。
いずれにせよ、長谷川は、KO負けで終わったバンタム級最後の試合からほぼ半年で、
フェザー級転向初戦を戦うことになり、しかもそれがいきなり世界戦になる可能性が高い、というのが今の状況です。
いくらなんでもこれはきつい話だと、誰もが思うところでしょう。
せめてフェザー級で一試合くらい、楽な相手と調整試合をやれないものかと。
しかしそれも、長谷川がこれまで築いてきた自らのキャリア、評価ゆえ、という面もあるかと思います。
バンタム級王座10度防衛の過程で、彼が背負ったものは、いちボクサーとしての生き方として考えれば
それで済むような次元のものではなくなってしまっているのかも知れません。
何やらぼやけた書き方ばかりになっておりますが、とりあえず言いたいことは、己の強さ故に背負ってしまう
新たな試練に立ち向かう長谷川穂積の闘いぶりを、やはり私は見たいし、応援したい、ということです。
どのような形であれ、少なくともフェザー級の一流選手に挑むことになるであろう長谷川の闘いぶりに、
大いに期待したいと思います。
==========================================
15日、fightnewsにて二度、記事掲載があり、WBC王者エリオ・ロハスが休養王者となり、11月26日東京で、
空位の王座が1位ファン・カルロス・ブルゴスと2位長谷川穂積の間で争われると報じられています。
実現するなら是非見たい、注目の一戦です。いくつかの映像を見た限り、王者ロハス以上に手強いと見える
強敵ブルゴスとの対戦は、長谷川にとり大きな試練ですが、彼ほどのボクサーであるからこそ、
より大きな試練が与えられる宿命からは逃れられないものなのですね。
==========================================
さらに追記。16日スポーツ報知記事中には、名古屋開催との記述あり。
日本ガイシホールが有力と聞いていましたが、その通りになりそうです。
聞くところによりますと、フェルナンド・モンティエルとの再戦交渉はかなり厳しかったようで、
なんでも本人より周囲が反対しているのだそうですね。
そもそもあの4月の試合自体、成立する過程で長谷川陣営が相当な譲歩を強いられたものであることも考えると、
そろそろ見切り時、ということなんでしょう。長谷川も、日が経てば経つほど、118ポンドに落とすのは厳しくなりますし。
ということで、昨年来、本人が願望として語っていて、しかしさまざまな事情があって、
一度は引っ込めざるを得なかった一段飛ばしでのフェザー級転向が、実現しました。
とりあえずこれは良かった、と言っておきます。
もちろん、いきなり2位ってどうなん、という思いもありますし、負けて王座を手放した長谷川と、
かつて王者のまま転級を模索しながらバンタム級1位にしてもらえなかった徳山昌守を比較すれば、
今のボクシング界における世界ランキングの価値、意味合いには虚しさを覚えてしまいますが...。
しかも、どうやら11月のビタリ・タイベルトvs粟生隆寛と共にダブル世界戦興行として、
WBCフェザー級王座挑戦の方向、とのこと。
もっとも、王者エリオ・ロハスは先日予定されていたWBA王者ユリオルキス・ガンボア戦を負傷のため
辞退しているわけで、11月に来日出来る確証はありません。その場合はどうなるか...
この先は、あくまで想像の話ですし、今月20日と25日の試合が終われば
おそらく正式発表があるわけでしょうから、今はつべこべ書かずに控えておきます。
いずれにせよ、長谷川は、KO負けで終わったバンタム級最後の試合からほぼ半年で、
フェザー級転向初戦を戦うことになり、しかもそれがいきなり世界戦になる可能性が高い、というのが今の状況です。
いくらなんでもこれはきつい話だと、誰もが思うところでしょう。
せめてフェザー級で一試合くらい、楽な相手と調整試合をやれないものかと。
しかしそれも、長谷川がこれまで築いてきた自らのキャリア、評価ゆえ、という面もあるかと思います。
バンタム級王座10度防衛の過程で、彼が背負ったものは、いちボクサーとしての生き方として考えれば
それで済むような次元のものではなくなってしまっているのかも知れません。
何やらぼやけた書き方ばかりになっておりますが、とりあえず言いたいことは、己の強さ故に背負ってしまう
新たな試練に立ち向かう長谷川穂積の闘いぶりを、やはり私は見たいし、応援したい、ということです。
どのような形であれ、少なくともフェザー級の一流選手に挑むことになるであろう長谷川の闘いぶりに、
大いに期待したいと思います。
==========================================
15日、fightnewsにて二度、記事掲載があり、WBC王者エリオ・ロハスが休養王者となり、11月26日東京で、
空位の王座が1位ファン・カルロス・ブルゴスと2位長谷川穂積の間で争われると報じられています。
実現するなら是非見たい、注目の一戦です。いくつかの映像を見た限り、王者ロハス以上に手強いと見える
強敵ブルゴスとの対戦は、長谷川にとり大きな試練ですが、彼ほどのボクサーであるからこそ、
より大きな試練が与えられる宿命からは逃れられないものなのですね。
==========================================
さらに追記。16日スポーツ報知記事中には、名古屋開催との記述あり。
日本ガイシホールが有力と聞いていましたが、その通りになりそうです。