さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

糞が焼けました。

2007-05-23 22:29:09 | その他
今、録画を見終えました。
亀田興毅様、インドネシアの若き強豪相手に、8Rに鮮やかなTKO勝利でしたね(^^)

大阪に凱旋ということで、東京で試合するときよりも
ぐっと気合いが入っていました様子の亀田様。
関西人としては、こういうところが嬉しくて涙が出そうです。

さて、我らが亀田様、相変わらずリードジャブなんていう
チンケなパンチは一切出しません。
だもんで、自分より小さい相手にわざわざ猫背になって
頭くっつけて打ち合ってあげます。
もちろん動きに緩急、変化をつけるなどと、
みみっちい真似は一切しない正直者の亀田様なので、
攻めれば攻めるほど相手にパンチの芯を外される。
また、接近戦では下を向いてしまうので、決め手のパンチが
正確さを欠くきらいがありましたが、それも亀田様の魅力でしょう。

そうこうするうちに亀田様、自分一人で勝手に苛立ち始めてしまいます。
パフォーマンスのウケも残念ながら今ひとつだったので、
亀田ファンお待ちかねの頭突き、プッシュ、ホールドを繰り出し、
ボディブローで相手のガードを下げておいてさらにその下を打つ、
お得意のコンビネーション・ローブローが出ました。

しかしそれでも倒れてくれない相手に、ついに本気を出した亀田様、
6Rには相手をロープ際に押し込んで、そこから腰を落として一気の寄り。
見事にロープの間に叩き落としてダウンを奪う。
7Rには相手の太ももを右フックで滅多打ち。
足を止めて8Rにはオープンブローで倒す。
小癪にも立ち上がったオガーに、怒濤の連打。
オガーの反撃を無視した宮崎レフェリーが迅速に試合を止めて、
いや、実に見事なTKO勝利と相成りました。

こないだの試合なんかは、けっこうそれなりにボクシングの試合ぽくて、
なんか亀田様らしくないなーと思ってしまいましたが、
今日の試合こそ、これぞ亀田様!という感じでした。
これだけ爽快な茶番劇、ボウチャン戦以来じゃないでしょうか。
ここまでみっともない試合振り、全国ネットでやってのけられるのは
やはりスーパースターの亀田様しかいませんね!
打倒ポンサク目指して、ますますの精進を期待しまーす(^^)v

コメント (6)
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