ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

 奨学金 何故返さないの?

2009年03月18日 | 気にかかる


    大根の花 又は 紫花菜(むらさきはなな) (ウッディの花壇 09-3-18)
         この紫色がなんともいえなく好きです。優しい色です



            雪柳 (尼崎・大井戸公園 09-3-18)
        わが家にも大人の背の丈を越す雪柳がありました 
その頃の私には花に対する愛情が足りなかったのでしょうか 消えてしまいました



今朝は何となくすっきりしない気持ちでした。昨日の講座が私には消化不良だったようです。渡辺淳一さんの時の様な不満があったわけではないのです。でも何だかすっきりしないのです。

ジムに歩いて行きながら考えていました。司会者が、過って上田さんが僧侶の集会でお話しされた時「あなた達(僧侶)は『少欲知足』なんて事ばかり言っていないで、もっと目を覚まして、がんばれ!」と言う様なことを言われたそうです。だから「今日この『少欲知足』をどの様に解釈されるか楽しみだ」と言われたのです。

私も楽しみにしていましたが、直接そのことには触れず、玄侑さんと、微妙な言葉の違いはあっても同じようなお話しをされたので、ディベートの形式を期待していた私は物足りないと感じたのでしょう。司会者の思惑も其処にあったのではないかと思うのですが…。


ディベートといえば過って所属していた会で「奨学金」についてのディベートに参加したことがあります。当時は尼崎市長・白井さんもまだ市会議員時代で、ご一緒に勉強仲間でした。このディベートにも出られて私と反対意見の組でした。白井さんは反対側の私にも、ネットからプリントした沢山の資料をくださいました。

「奨学金」をどの様に言い合ったのか忘れましたが、私自身の意見と異なる組だったとだけは覚えております。何しろ時間が短いのでディベートといっても、筋書きが決まっていて、左右に分かれて意見を言ったというだけです。「ディベートとはこういうものですよ」とお勉強しただけです。

奨学金を返さない人が増えていると言うのを、その時初めて知りました。奨学金は受けた全ての人が返納しているものと思っていましたから驚きでした。又奨学金を扱っている会がこんなに多くあることも知りました。当時から返納されない人が多いので夫々の奨学金支給側は資金難だと書いてありました。

ディベートに取り上げてからでも何年も経っていますから、その総額は大変な金額になっていると思います。

奨学金はいわば借金だとわかっているのかしら? 自分が借りることによって、勉強を続けられたのですから、同じような立場の人にバトンタッチするためには、自分の借りたお金を返さなければならないという事が解っていないのですね。皆が返金しておれば、この不景気な時代、進学を諦める人に回せたのにな~と思います。

小学生の給食費未払いは親の責任ですが、高校、大学の奨学金の未返納は本人の責任だと思うのです。「借りたものは返す」こんな単純明快なことを怠るなんて、何を学んでいたのかしら。頭の中に学問と言う知識を詰め込んでも、人としての常識を持たない人間は周りを不幸にしますし、本人も本当の幸せを知らないで終わると思うのです。

人の温かさで学べた貴方! 今度は貴方が温かい心で包んであげる番ではない?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする