ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

富山市はグー

2007年12月09日 | テレビから
          松江・嫁ガ島に沈む夕日
         これが夏場ですと色の変化も
          鮮やかだったと思うのです
       でも私にとっては満足の日の入りでした

目覚めて直ぐ、プリンターのセッティングしました。面白いことに、前回セットするときに迷って時間を掛けたところは今回も頭をひねりました。どういう事でしょうね、これは。

運転していてこんな事ありませんか、間違った場所まで行って、前回も此処で間違ったんだわと気付くこと?私だけでしょうか?

サンディ・プロジェクトで「農村の過疎」ではなく「市」と付く場所の過疎について話していましたね。「ローカル線」の廃止は勿論の事、「路線バス」が赤字だという事で廃止され、「マイカー族」でない老人の足を奪ってしまっているのです。

「路線バス」を廃止して、申し訳のように数本の小型バスを出した市もありました。でも「私達にも都合がある」という事で不評のようです。どうしても用事のある時は纏めておいて「タクシー」を呼んで、一度に仕事を済ませ、待たせておいたタクシーで帰宅すると、2時間ぐらいで6千円を越すんだそうです。だからおのずと外に出なくなりましたと話しておられました。1人暮らしで、外へも出ず、人と話すこともない、そんな環境にお年寄りを置いていいのでしょうか?

富山市は違うんです。富山市の森市長は過疎の市民から、老人からその足を守っているのです。今、マイカーで用がなせても、老後は不可能かもしれない。30年後を念頭において、電車やバスを廃線にはしないという事です。

富山港線と言う赤字路線も、ポートラム・富山ライトレールとして残しました。見せ掛けの予算を計上せず、初めは2000万の赤字覚悟と発表しましたから、そんな赤字を出してまでと反対がありました。しかし長い目で見れば交通機関は絶対に必要だからと頑張られました。赤字のはずだった今年、予想を覆して数百万の黒字だったそうです。30分足らずの距離なんですが、新設の駅も増やして、利用しやすくし市民の皆さんのお役に立つ路線にしたのです。

富山ライトレールと言う車両はスマートな車体です。「国際交通安全学会賞」「CSデザイン賞」「日本鉄道賞」「グッドデザイン賞」「バリアフリー優秀大賞」等、9っの賞を取っています。「バリアフリー賞」と言うのは、電車の出入り口とプラットホームが、面一になっていて段差がないのです。だから足の悪い方にも乗り降りし易いのです。「グッドデザイン賞」は、ほんとにスマートで可愛い車体に人気があり、観光客も乗る人が増えているそうです。私も乗りたいな~と思いましたよ。

電車だけではありません。孤立している町をバス路線で結んでいます。フィーダーバスと言う名前です。電車も・バスも65歳以上の人のために「シルバーパスカ」があり、それぞれ、100円(電車もバスも、普通一回200円)で一日中乗れるようになっています。何処の市も赤字財政の今、老人だからといって無料にする必要もないし、このような特典を作ってくださればありがたいと思います。

トップが良いと市民は助かります。森市長を少し調べました。56歳の働き盛り、月一で市のホームページにエッセイを書き、「森のひとりごと」と言うブログもあります。我尼崎の白井市長は「車座集会」と銘打って、市民との意見交換の場を作っておられますが、森市長も「出前トーク」と言う市民とのふれ合いの場を持っておられます。市民の為の市長さんのお仕事、これからも見守っていきたいと思います。
コメント (2)
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