ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

懐かしい友達

2006年12月27日 | 思い出話
              小 菊
           今年はこれ一色だけ
         来年は6~7色咲かせますよ
          今年苗を買いましたから

昼食時、テレビが「陣内さんと紀香さん」の婚約発表の場面を写し始めた。「2月に生田さんで式あげるそうやけど、写真はすぎおさんかしら?」と私。画面は婚約式の時の写真に切り替わった。写真の下の方に見覚えのある名前が「あれ?今、撮影すぎおって書いてなかった?」

絶対見間違いではない、早速,携帯に掛けて見る。「もしもし、今テレビで見たんだけど、紀香さんたちの婚約写真撮ったん?」「うん」「きれかった?」「綺麗とか何とか、そうゆう気持ちで見てないで。仕事やから、いかに満足してもらえる写真を撮るかしか考えてないで~」仕事ってそんなもんなんや。「そいで、式の写真も、すぎおさん撮るん?」「そうやで・・・」「十二単やって、今テレビで言うてるで~?」「そうや、十二単やで、着付け専門の人が付いてくるんやろう」「あの写真どうして渡したん?宅急便?」「あくる日に紀香さんから送って欲しいって電話があって、パソコンから送信したよ」

「昨日は新聞社や雑誌社から写真欲しいって電話が掛かってきて大変やったんや。でも個人のものやし、紀香さんの方に渡してあるので、あちらの方から貰ってくださいって、気を悪くしないように言うのもしんどかったで。こっちも商売やから変な噂立てられたくないしな~」「そうなんや~」「撮影の日も極秘やったのにどこかから漏れて、生田さんの周り報道関係の人で一杯やったらしい。僕は仕事でみてないけど・・・」「蛇の道は蛇やな~」2月の陣内さんと紀香さんの結婚式の撮影までは色々と関連事で忙しいらしい。

久し振りの電話である。後はクラス会の事等一杯喋った「ところでお父さん(主人の事)元気?」「元気よ。かわるわ・・・」男同士、釣やら囲碁の話をしていた。
すぎおさんは何故か主人のことを「お父さん」といい、主人はすぎおさんのことを「髭」(あごひげを生やしていたから)と呼ぶ。

主人が現役の頃、三宮のスナックに同級生5,6人と両手に溢れる位の回数飲みに行った。主人も同席して、そんな私達を見て「羨ましい!」と言っていた。主人は男女共学ではない世代の人だから。だから私の友達も大切に扱ってくれたと思う。主人公認の異性のお友達、すぎおさん、くぼたさんはそんな時一緒に騒いだお仲間だ。そ~だもう1人、タイでお世話になったうえださんも公認だ。懐かしいな~。

そんな集まり以外にも当時は、私は飲めないがカラオケに嵌っている頃で、毎週末は歌う為に三宮に通っていた。

何かの拍子に遠い昔を思い出した時、その時代を共に歩んだ人達が居る、それが同性であれ異性であれ、懐かしくてたまらなく会いたい時がある。今そんな気持ちだ。元気な内に「男の中に女が1人」って集まりやってみようかな~。いやいや珠ちゃんが寄せてって言うかもね。「おいで~、良いわよ」ってね。考えるだけで楽しくなってきたわ。

「今度、珠ちゃんと神戸で会う時電話するわ。お昼でも一緒しよう・・・」「時間があいていたらな~」「うん」と、長~い友情の空間は電話している内に消えた。友達って良いな~。あの時代も、この時代も私は良い友人に囲まれていた。この何年間か、今の自分に追われていて忘れていた友情もある。勿体無いことをしたと思っている。

今私が一番会ってみたいのは、集団疎開で共に暮らした人達だ。会って話してみたい、あの頃の事を。加古川の疎開先は、今、ゴルフ場になっているんだって。
コメント (2)
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