ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

京都八瀬大原の瑠璃光院

2006年12月04日 | 一寸そこまで
           八瀬比叡山口駅前に
          サクラが咲いていました
            小さなサクラです

阪急友の会の切符で「瑠璃光院」に行ってきた。初めての所故とても楽しみにしていたが、残念ながら紅葉の盛りは過ぎていた。1週間前が見ごろで、本当なら今も綺麗なはずなのに、雨と風で散ってしまって、今年の紅葉は本当に短かったそうだ。

バス、阪急、京阪、叡山電鉄と乗りついで、2時間掛けて行った。その私達を迎えてくれたのが、季節はずれ?、このサクラにとっては咲く時期?の満開のサクラでした。サクラの種類を聞きたくても無人駅です。交番も人気無し。

着いたのが11時半。まず腹ごしらえをと話していると、電車で一緒だった女8人組みの「まずホテル・・・」と言う声が聞こえた。「こんな所に?」どうやらホテルがあるらしい。彼女達についていった。

ありました。真新しいホテルが、先月の28日(5日前)にオープンしたばかりだ。会員制ホテル「エクシブ八瀬離宮」前庭が水路、いやプールの浅いのです。来年夏に睡蓮でも咲かせれば、名前に相応しくなるかな~と言う感じだ。こんな山奥だからこんな贅沢も出来るのだろう、敷地は充分あります。元八瀬遊園地です。遊園地が在った頃は無人駅ではなかったはず、今はワンマンカーの運転手さんに切符を見せる、路上電車の様なものだ。

ロビーから続く喫茶には飲み物しかない。案内の女性が「ご案内します」といったが、「その前にトイレに・・・」と断った。トイレもシックで良い感じだった。廊下の所々に飾られている額には、近寄ってみると彫金の小さな帽子や花が収まっていた。とても良い感じ、写真をパチリ。

食堂は見当をつけて地下に行って見た。大方のコーナーが「クロウズ」の札です。夜になって、観光から帰った人たちの為に「オープン」するのでしょう。中華だけが開いているようですが、探すのが面倒になり、トイレだけ拝借して退散した。

エクシブ八瀬離宮:一室を一人当たり毎年26日間利用できる権利が約400万~3200万円。一室を14人のオーナーが分け合う仕組みだ。高額だが、京都ブームや団塊の世代の旅行機運の高まりを背景に、700万前後の部屋が1550口、販売総数の5割が売れているそうだ。

会員制といえば一度会員の方に「有馬のホテル」に連れて行ってもらったが、静で、温泉も広く、何といってもお料理が美味しかった。会員制という事は経営者の方も安心経営でサービスできるという事でしょう。紅葉狩りに来て、思わぬ付録を頂いた感じだ。

お昼は「蕎麦」にした。まあまあのお味で、久し振りにお汁まで残さなかった。京都弁の接待で「あ~京都だな~」とほっこりした。ここでも先の8人組と一緒になった。どうも韓国の人らしく、年長の方を「オモニ」と呼んでいた。「部屋割りをしよう」と言っていたから、何口か持っているのでしょうね。聞こえてくる話では(何しろ声が大きい)色々の所に行っているらしい。豊かなんだな~。ご主人達の職業は?「パチンコやさん」かな?

瑠璃光院は紅葉は散っていた。11月~1月まで3ヶ月だけの期間限定拝観である。「雪もいいですよ。又来て下さい」去年の今頃は雪が降っていたそうで、今朝も1度だったらしい。何しろ寒かった。廊下を歩くと深深と冷える感じ。火の気が一切無いからだろうか「瑠璃の庭」「臥龍の庭」「山露地の庭」とどれも手入れが行き届き美しかった。紅葉の「紅」が散っているのが返すがえすも残念。

「紅葉狩り」が「サクラ」と「ニューホテル」見学の付録つきの一日でした。

コメント
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