ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

過食症?

2006年12月15日 | 気にかかる
            神戸ルミナリエ
        光の回廊の最後を示すサークル
         毎年この可愛さに見ほれる

唱歌の学校、今年最後の授業でした。「もう幾つ寝るとお正月・・・」って歌ってお終い。歌詞のお遊び、男の子は凧揚げ、こま回し、女の子はまりつき、追い羽根等、今は見ませんね。私はまりつきは上手だったのですが、羽根突きが下手でした。それなのに幼稚園のお遊戯会で「羽根突き」のお役が付き、一つも突けないまま舞台で立ち往生、子ども心にとても恥ずかしかったのを覚えています。

唱歌の学校では来年1月28日ザ・シンフォニーホールで「おおさかニューイヤーコンサート2007」があります。大阪フィルハーモニー交響楽団、指揮:校長先生。ソプラノ:ソーナ・ガツァリアン(ウイーン宮廷歌手)メゾ・ソプラノのりこ先生
合唱:心のうた合唱団です。

私は初めの2回ほど出たことがある(在校生なら希望すれば出られる)のです。それ以後長い間出ていませんので、来年は出ようと思っていました。300人程の人とオーケストラをバックに歌うのはとても気持ちの良いものです。唯「オケ合わせ」や集中的に1週間ぐらい練習に通はなければなりません。今冬、血圧が不安定なので残念ですが、今回は見送る事にしました。

のりこ先生は声楽家ですから、専門医(喉)のメンテナンスを定期的に受けておられます。今度の会の為の練習もあるでしょう、喉が疲れたと思ったときは、顎までお湯に使って喉の筋肉を暖め、柔らかくするのが良いと言われたそうです。

其処で内風呂はゆったり出来ないので、スーパー銭湯に、それも近所だと知ってる人に会うと嫌だからと、1キロばかり離れた風呂に行ったそうです。言われたとおり、喉まで浸かってリラックスしていて、ふっと気付くと生徒さんが居たそうです。
「いやだな~、知らん顔していよう」と暫くじ~っとしていたそうですが、たまらなくなって、出たら「あら、先生・・・」って見つかってしまった。その人は常連さんだそうで、裸の私(のりこせんせい)に色々説明してくれるんです。「皆さん間違っても裸の時に『先生・・・』と話しかけないでください」だって。唱歌の学校の笑い納めのお話です。

帰りに阪神電車で大阪に「お歳暮」を送りにいったんです。地下をウロウロしていますと、先日の事を思い出して「今日は大丈夫かしら?お昼はちゃんと食べたし・・・」「いやいや、普通なら今頃は帰宅してお八つを食べている頃だ(歌うとお腹が空くんです)又気力がなくなるんじゃない?」と気になりだすんです。

過食症は何故なるのか?と思っていたのですが、今日の私の様に、ちゃんと食べているのに、「もっと食べなければ」と言う、大げさに言えば強迫観念が「過食症」を生むのではないだろうか。不安を解消する為に、何度も何度も食べてしまう。拒食症はその反対で、「食べると太る・・・」と言う思いから食べ物を拒否してしまう、食べたものまで出してしまうのでは?・・・。

色んな経験を通じて物事の始まりを知る事がある。先日の経験と今日の経験を繫ぎ合わせると、「過食症」はキットこんな気持ちの延長線上にあるに違いないと思った。白状すると、パンを一つ買って食べたのである。食べ終わった時に自分の心の不安と行動を見つめている内に「過食症」と言う言葉が浮かび上がってきた。

今気付いているから大丈夫だっと思うけれど、危ないところだった。病は何時も気の弱った身体に取り付こうとしている。桑原桑原!!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする