ちいさな幸せ

幸せの基準ってある?
それは自分の心の中にあると思う。
私は何時も陽だまりのような幸せの中に居た。

流行語大賞

2006年12月02日 | 新聞から
        お国変われば・・・ロビーの花かご
       小さな花束が集まって一つになっていた
          帰りにその花束を頂いてきた

流行語大賞が決まった。私は何年か前には「流行語大賞の言葉」入り年賀状を作っていた時期もあった。でも12月に入ってからでは何となく気ぜわしいので(早めの準備が好きなので)止めた。

「イナバウアー」「品格」が大賞、そしてベスト10の10番目にメタボリックシンドローム(メタボ)が入った。「イナバウアー」は当然入ると思っていた。

イナバウアー:1950年代に活躍した旧西ドイツのフィギュアースケーターであるイナ・バウアーが開発した技で、その名が冠された。荒川静香さんのイナバウアーは「レイバック・イナバウアー」と呼ばれる。2005年以降の新採点方式では「イナバウアー」は美しい技で芸術性に優れているが点数に加算されない。今写真を見ると荒川さんの「レイバック・イナバウアー」はお尻と頭が同位置にある。凄いな~と今更ながらに思う。

「品格」:数学者の藤原正彦さんの「国家の品格」と言う著書から来ている。この本も図書館に予約済みだが読みたい人が多いらしく、いまだ手に入らない。

メタボリックシンドローム:日本内科学会が表彰される。でも一寸待った!この言葉を実行に移し、広めたのは「わが尼崎市の市役所チーム」であると聞いている。医療費をどうにか減らせないかと考えた苦肉の策であり、NHKの「試してがってん」にも出たそうだ。
 
 ☆流行語大賞:一年間に発生した、様々な言葉の中で軽妙に世相を突いた表現とニュアンスを持って広く大衆の目、口、耳をにぎわせた新語流行語選ぶと共に
その「ことば」に深く関わった人物、団体を毎年顕彰(隠れた功績・善行等をたたえて広く世間に知らせる事)する。

           ☆  ☆  ☆  ☆  ☆

今夕、大阪シアターBRAVAホールに在日コリアン女性専門芸術グループ・アリナレ+korea公演芸術企画グループ渤海(バレ)の「公演」を4人で見に行った。

題は「色」。在日KOREAとKOREA、そしてJAPANが一つになり繰り広がるステージとある。

初めはスクリーンに色の字が写される。そしてその色の感じで舞う。実際の現す思惑(考え)と違うかも知れないが、舞に対して説明は一切無いので私の感じた事を舞われた順に書く。

青:深さ、静さ、冷。日本の天岩戸の前で踊るアメノウズメノミコトの舞を思い浮かべた。打楽器も日本の太鼓と言うより南洋の打楽器的。ドライアイスで曇らせているので、前から3列目中央(主催者側の方の座席ゆえか、ありがたい席だった)の私達冷気を感じた。

赤:和、暖。仮面をつけての舞。何を語っているのか不思議な感じ。

白:烈、勢い、賑わい。肩に掛けた太鼓を打ちながら、シンバルンの様なものを打ち合わせて踊ったりと一番にぎやかな場面だった。

黒:死、弔い。一番わかりやすかった。「アンニャハラミタ」と読経あり、声明あり。荒川さんのイナバウアー顔負けの反りの舞あり。

黄:可憐、静の中の動。打楽器以外の物(天井から1人2本の布が下りてきた)
を手にして舞うのはこの部だけ。

全体に「韓国の舞」は肩から腕にかけてをたくみに使い、肩甲骨の動き(リズムも此処で取っている)が特徴のように思う。肘の曲げ具合、手首の扱い、両肩の位置の傾斜「あ~これこれ韓国の舞!」って感じた。

惜しむらくは女性だけだったが、力強い男性の舞が見たかった。正式?のチマ・チョゴリを着た舞が無かった。古典を受け継ぎながらと言いつつ現代風か?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする