ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワシントン・ワイン特集2013

2013年03月01日 | ワインの話

Photo クアトロは7周年企画として、今日から昨年好評だったワシントン・ワイン特集。
さて、ワシントン・ワインとは何か。
まだ日本では馴染みの薄いワシントン・ワイン。
決してホワイト・ハウスやペンタゴンで造っているワインではありません。
ワシントン州のワインで、そのワシントン州とはアメリカの太平洋側のカナダに隣接したところにある州。
シアトルのある州だ。
ワシントン州は全米第2位の生産高を誇る、一大ワイン産地。
フランスの銘醸地であるボルドー地方とブルゴーニュ地方の中間と同じ北緯46~48度に位置し、日照時間は1日平均17.4時間と長く、カリフォルニアよりも2時間も日照時間が長い。
そのおかげでブドウの完熟度が増します。
しかも昼夜の温度差が20度近くで、夜間の涼しさで酸味が高まると言われています。
こうして、ワシントンワインの豊かな果実味と酸味の見事なバランスが形づくられ、暑いだけの土地で育ったブドウにはない、エレガントで洗練されたワインが生まれます。
土壌は、氷河時代に繰り返し起こったといわれる大洪水の恵みにより形成された独特なもの。
地図を見ると内陸部が大きな扇型になっているのが解ります。
また、海岸線にはカスケード山脈があり内陸部では雨が少なくブドウ作りには適した気候になります。
この理想的なテロワールを求め、世界中からワインメーカーがワシントン州へ移り住み、高水準の個性豊かなワイン造りを手がけています。
大量生産ではなく、あくまでも高品質で心のこもった手作りの少量生産を目指すワシントン・ワイン。
今年は、そのワシントン州からワラワラ地区のワインを揃えてみた。
ワラワラは、インディアンの言葉でたくさんの水と云う意味。
ワイントン州の中でも、さらに注目のワイン産地ワラワラのワインをクアトロで味わってみよう。

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