ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

秘湯の父

2010年11月10日 | 個人的な話

Photo その秘湯の宿はまさしく秘湯の宿と呼べる範疇のものだった。
今日、数年ぶりにその秘湯の宿を訪ねたクアトロの父だ。
数年前には、11月の中旬以降には雪に覆われるために雪が溶ける翌年の春まで休業となる宿だった。
しかし、この秘湯の宿の脇にトンネルが開通し、雪に覆われても道路が確保されて通年営業できる宿になっていた。
宿もリニューアルされ秘湯らしくなくなっている。
立ち寄りの湯をいただいたクアトロの父だが、その泉質はやはり秘湯である。
体に染みいるその泉質は秘湯としておきたいものであった。
長いトンネルになっている階段をおりて行き、川に架かる橋を渡ってたどり着くその秘湯は混浴である。
子宝の湯なのだが、混浴のために女性が入りづらいのはお気の毒である。
それでも、以前には年配の女性達が堂々と入っていてクアトロの父などは小さくなって入っていた。
今日は、若い女性がひとり入っていて、やはり小さくなって入っていたクアトロの父だ。
この秘湯は水深1.2メートルぐらいあり、広さもある。
プールのようである。
だれか年寄りが必ずプカリと湯船に浮かんでいるものである。
女性が出て行った後に、今日はクアトロの父がプカリと浮かんでみた。
心も体も癒されたクアトロの父の休日である。

コメント
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