ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

クアトロの父、石岡で復活する。

2009年11月11日 | ワインの話

002 あのクアトロの父が帰ってきた。
豊四季から電車を乗り継ぎ一時間少し、茨城県の石岡駅に降り立ったクアトロの父。昨晩からの雨は止む様子もない。タクシーに乗ろうかとも思ったが歩いて10分ほどというので街の様子も知りたくて雨の中を歩いた。昔は常陸の国府が置かれた街だけあり情緒のある街だということは感じられたが雨足は強く情緒に浸るたるよりも靴が雨水に浸るほうが深刻だった。
靴下をびしょびしょにして訪れたのは府中誉という酒蔵である。渡舟という美味しいお酒を造っている。この渡舟の味わいに惚れたクアトロの父はこの酒蔵を見学に訪れたのである。
あらかじめアポを取っていた。待っていてくれた社長は予想よりも若い方であった。この蔵を継ぐまでは柏の方で会社勤めをしていたこともあるといい、共通の話題もあり打ち解けることが出来た。
そしてお酒が出来るまでを親切丁寧に詳しく説明してもらったクアトロの父は、あの渡舟というお酒が美味しい理由が理解できたつもりだ。
技術的な説明にも感服したが造り手の愛情があのお酒の味をつくっているのだなと感じられただけでも靴下をびしょびしょにしてここに訪れた意義を感じたのだった。
このお酒には造り手のこういった工夫や思い入れがあるのですよと、明日からのクアトロでクアトロの父は熱心に語ることだろう。

コメント (1)
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