ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

かかとのワイン

2009年11月29日 | ワインの話

Photo イタリア半島のかかとの部分にあたる州がプーリア州である。ナポリ・ローマ・フィレンツェと華やかなイタリアの都市は多いが、このプーリア地方はあまり話題に上がらない地方である。
ヨーロッパからの観光客もここまでは中々訪れないようだ。関東で云えば千葉県の南房総のような位置なのだろうか。
しかし、このプーリア地方は自然に恵まれた土地であり農産物特にブドウの栽培に適している。素晴らしいワインが生まれる条件はあったのだが、この土地の外に出る機会がなかったようだ。
クアトロ新着ワイン「トロイア」は、そのプーリア土着ブドウから作られたワインだ。ワインのラベルは土地柄なのか、かなり地味だ。さてグラスに注ぐと深いルビー色の液体から立ち上る香りはとても心地よい。味わいはフレッシュな果実の味わいである。酸と甘みのバランスがとても良く、程よい樽熟の風味を感じる。これはかなり洗練された出来栄えと云えそうだ。
スカートからすらりと伸びたおみ足に赤いハイヒールが映えた美脚美人を見つけたような心地のクアトロの父である。
今日からクアトロでグラスワイン(¥600)で販売。

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