ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

東京タワーと赤玉ポート

2007年10月25日 | 個人的な話

S 昨日はDVDで「東京タワー/オカンとボクと時々オトン」を観た。ちょうど、クアトロの父世代の話で感慨深いものがあった。作品としては、樹木希林や内田也哉子などが素晴らしく評価される作品だと思う。
そう云えば最後に東京タワーへ登ったのは、いつのことだっただろうか。僕の子供の頃は、東京タワーに登ったことが自慢だった。僕のいとこは東京タワーを階段で登ったと自慢していた。本当に階段で登れたのだろうか。いまだに疑問ではある。今の人は東京タワーに登ったことがない方が、都会人っぽいと思っている風潮がある。
映画の中で、時代感を表すかのように、オカンの働く小料理屋に赤玉ポートが出てきた。そうだったなと思う。昔はワインと云えば赤玉ポートのことだった。僕の家にも赤玉ポートが大事そうに食器棚の中に入っていた。ちびりちびりと母親が飲んでいた。小学生の頃、母親のいないすきにこっそりと飲んだ記憶がある。トロッと甘くてとても美味しかった。今はポートワインとは表示できず赤玉スイートと云うらしい。今飲んだら、どんな味がするのだろう。興味をそそられている。
秋の夜長、食後酒でも飲みながら、昔話も楽しいと思う。

コメント
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