ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ワインと新カルボナーラの会

2007年10月30日 | ワインの話

S 昨晩、クアトロの父とシェフと有志で「ワインと新カルボナーラ会」を開催した。パンチェッタを変えてからの新カルボナーラは好評だが、シェフ本人もその出来映えに自信を持っている。そこで、その新カルボナーラにワインは何を合わせるべきかを検討する会を開いた。新カルボナーラは、パンチェッタの上質な脂と卵黄とたっぷりのチーズと生クリームが渾然一体となって濃厚な味わいを生む。それらのどれかひとつが主張しすぎることもなく、素晴らしい調和をみせる。
さて、合わせるワインとなると、爽やかに白ワインも良いが、少し物足りない気もする。それでは赤ワインかというと、香り同士が相反する気がする。
クアトロの父は、始めからロゼに、いやロゼッタに決めていたのだが、実際に試してみるとまさしく絶妙だった。ロゼッタのイチゴのようなフレーバーはカルボの香りと相性がよさそうだ。ロゼッタのほのかなタンニンがカルボの脂の味わいに丁度良く対応している。ロゼッタの爽やかな酸はクリームと調和するのである。参加者全員一致で新カルボナーラにはロゼッタということになった。
この料理には、どういうワインが合うのだろうか、このワインには、どういう料理が合うのだろうかと推理し議論するのは楽しい。
しかし、意見を押しつけられるのは閉口するものだ。さて、あなたは新カルボナーラには何を合わせますか。「ワインと新カルボナーラの会」の意見は参考までに、

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