同じく大和民俗公園内、昨日紹介の「旧岩本家住宅」に隣接して建って居ます。
同じように見える茅葺き葺き下ろし民家が並んで居ますが、手前の民家が八重川家住宅。
旧八重川家は名阪国道、針インター近くの旧都祁村役場の近く、旧街道に沿いに建てられて居て、平成四年、この地に移築されました。
代々農業を営んだ家系で建物の形式手法上からみて19世紀前半頃の建築だとされて居ます。
大きく葺き下ろした向かって右側妻には独特で小さな煙り出し・・・・
大きい葺き下ろし茅葺き屋根は寄棟、桁行11メートル、梁間8メートル・・・もうこの様な民家は古い景観の残る元の現地でも見られない。
四方を土壁で仕上げ、開口部は少なく、この地域の一般的な住宅の典型的事例として貴重なものだそうです。
建築年代は明確ではありませんが、形式手法から江戸時代末期だとされて居ます。
撮影2013.6.29