この地域にはまだ数軒の茅葺民家が残っている。
ここは宇陀市の榛原赤埴地区、桜の名所「仏隆寺」から山裾尾根を挟んだ谷間に広がる棚田地域。
棚田を挟んだ農道から茅葺民家の屋敷を見渡すとこんな感じでなかなかの景観。
ここは集落一番奥入りの民家なので中々見付けにくい。
母屋の両脇に一棟づつ独立した離家があり、若い人が同居してるのだろうか??
たまたま、お邪魔した日は庭木の職人が入り、周りの手入れをしていた。
茅葺き屋根は棧瓦の片袖落棟の上に、両側切り妻母屋を載せて居る。
山間部に一軒隠れる様に建っているから残ったのだろうか??
そろそろ葺き替えの時期も近づいて居そうなのだがこの先どうなる事やら・・・・・。
撮影2014.1.23