野焼きの薄煙に包まれ、かなり草臥れ果てた茅葺き民家。
旧室生村古大野・・・・現在古大野の地名は存在しないが、集落そのものはちゃんと存在している。
近鉄本線「室生口大野」辺りが旧室生村の中心地、そこから距離はそう離れてれないが、林道紛いの道を車で10分弱登り詰めた小さな山里。
そんな山里の集落道からも見えない山襞に隠れる様にこの茅葺き民家が建っている。
棟の傷みが酷いのかグリーンの防水シートを懸けて雨漏りを防いで居るのだろう・・・。
見たところまだこの母屋での生活は続いてそうだが・・・・このままで永くは続く訳が無い。
他にも新しい離家が建っていて困りはしないだろうから、この先すぐにでもちょっとヤバそう・・・
周りの景観と共に申し分ないのだが・・・・
撮影2014.1.23