大和高原中央部、山蔭に隠れる様に屋敷を構える大和棟の茅葺民家。
名阪国道針インタ-より南に約2km、なだらかな丘陵の間に広がる農作地帯の一画・・・・少し離れた位置からズームアップするとこんな感じの山蔭。
正面側に近づくとこんな感じで、全く同じ場所を撮ったものとは思えないほど印象が違う。
やっぱり大和高原・・・昨日紹介の・・・・と同じく雪が残っている
建築自体はそれほど古くないのかも??落棟棧瓦屋根に煙出し館が見えない。
平入で正面を南西向に建っている。
表には軽四トラックが停まっており、いかにも上級農家と云う佇まい。
腰板白壁土塀で屋敷を囲み、白壁土蔵や離れ家などなど、付属屋が4~5棟たっていかにも裕福な土地柄を感じる。
白壁土蔵越しの大和棟切妻が冬空に映える。
撮影2014.1.23
イメージしがちですが、なんと手入れのいき
届いている御宅ですこと!戦後築の我が家
が恥ずかしいくらいですわ。
住んでる人が先祖伝来の家屋に愛着を持ち、
次の代々へと引き継ごうとする強い意志を感
じてしまいます。立派です。
近くには優秀な茅葺職人さんも居るみたいで、その影響も大きいのかもですね。
いつも有難うございます。