大和高原山添村、街中に建つ茅葺民家とは全く違って、いかにも民家らしい民家です。
名阪国道、神野口ICに程近い斜面上に30~40戸が散在する昔ながらの集落。
斜面を登りきると正面・・・、立派な茅葺き屋根の民家が冬枯れ菜園の向こうに見える。
街中と違って田舎では何の障害もなく、人と顔を合わせば一声かけて挨拶、用向きを伝えれば滅多に嫌な顔をされる事はない。
都会では全く考えられないような寛容さが嬉しい。
主屋は前栽(せんざい)を前に、立派な箱棟の伊賀型寄棟茅葺き民家。
両脇に離れ屋を持ち大家族が豊かに暮らして居るように見える。
やっぱり豊かな自然の中にある茅葺き屋根は生き生きしている様に感じられる。
撮影2014.2.12