愛しきものたち

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斑鳩町 極楽寺墓地地蔵石仏2

2014年09月16日 | 石仏:奈良

先日に引き続き極楽寺墓地の石仏さん達 ・・・・。

広大な墓地の中世石仏だけでも一杯在り過ぎ、その全てを紹介出来る訳も無く、ちょっと僕の目を惹いたものだけピックアップ。

墓地の南入口を入って直ぐに目に付く舟形光背の定形地蔵石仏。

総高1.5m、像高105cm、落ち着いた慈悲深い尊顔で元亀4年(1573)の造立。

近くで見掛けた元亀と読める銘を持つ阿弥陀坐像石仏・・・・、上記の地蔵石仏と良く似た顔つきをしてました。 

少し上に登った処に並べられていた地蔵石仏。

室町後期、天文十六年(1547)の銘を確認。

総高150cm、像高108cm、光背に線刻の頭円光を刻み、室町後期の特徴ある蓮座に立っている。

撮影2012.5.26



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2 コメント

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宝庫? (阿漕 平八)
2014-09-17 01:32:23
お顔が、写実的で端正な仏さんどすな~

こんな仏さんが、ゴロゴロしているなんて、
なにやらモッタイナイような気がします。

各所に、一体一体あった方がキレイなん
でしょうけど。そうすると管理が行き届か
なくて、草ボウボウで苔ムシて欠けたりと・・

仏さんは、今のままがいいんでしょうね。
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Unknown (ぺん)
2014-09-17 08:01:47
いつもコメント有難うございます。
場所柄なのか何なのか??まさしく石仏宝庫の様な墓地でした。
おまけに規模が大きすぎ・・・・探し物をして歩いていると2~3時間は掛かります。

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