愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

天理市上仁興 地蔵磨崖仏

2015年07月06日 | 石仏:奈良

天理市山間部、上仁興の村外れ、修理枝に抜ける間道脇に磨崖の地蔵さんが有りました。

上仁興は市街から旧国道25号線で天理ダムを越え、しばらく走ると右手に仁興町への看板が有り、その通りに右折・・・・山間部に下仁興町、その奥に上仁興町と小さな鄙びた集落がある。

勧請縄の掛けられた九頭神社を越え、間道の上り坂にそれと判る岩が有る。

高さ約1m程の丸みを帯びた花崗岩が斜面から飛び出し、その正面に舟形を彫り沈め、像高70cm程の地蔵石仏が中肉彫りで刻み出されて居る。

右手錫杖、左手宝珠の定形定形地蔵立像・・・・旧道脇で旅の無事を祈る石仏だったのだろう??。

信仰篤かったと見えて上半身はつんつるてん・・・・それでも近世じゃなく、中世仏の臭いがする。

撮影2013.4.14



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