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滋賀県、湖南市の十二坊温泉の駐車場の手前に不動磨崖石仏の表示板が出ていて道に迷うことはない。
表示板のの方向に車を進めるとやがて進入禁止の立て札、車はここで乗り捨てるしかない、駐車には事欠かない大きな広場が有る
車も充分通れる道路をぶらぶら歩くこと15分ぐらいで右手の谷越しにこの磨崖仏が見える。
対岸の石仏を丁度対岸に見えるところ辺りに、谷を渡ってこの石仏の前に出る参道が付けられている。
確かに仰ぎ見る不動明王は大きく迫力が有る、高さ6~7mも有る巨岩に像高4mばかり。
厚肉彫りの不動明王は、大きさとしては迫力が有るけどちょっと何かが足りない感を否めない。
石仏にみなぎる内面の力不足を感じてしまう江戸時代の像立。
顔も仏さんには悪いけど余りよくは無い、けど・・・・巨体の割には微笑ましい。
奈良の石仏を見慣れてしまうと、この不動明王は大きさの割には頼りなさを感じてしまう。
元、善水寺十二坊の修験場と成っていたところ。
撮影2006.4.9