ひょんな処で覗いたお堂に安置されていたなかなか立派な石仏さん。
なにげに入り込んだ旧在所外れ、民家脇の空き地入口に小石仏や五輪塔などの石造品が並べられ、奥の方に小さなお堂が見える。
因みにお堂の傍には釈迦堂と刻まれた記念碑が立って居ました。
ちょっと失礼とお堂の中を覗いてビックリ、これはなかなかの石仏さんが鎮座・・・
少し下膨れ(台形)の板石状に加工した花崗岩に別石で加工したおおきな笠石をのせ・・・
下部の板石正面に蓮華座に座し、弥陀定印の阿弥陀如来坐像を厚くく刻み出し・・・
背には二重円光背を薄く陰刻。
均整の取れた美しさや、全体像の古様さなどから南北朝期を下る事は無いだろうと思うのですが??
素晴らしい石仏ですが・・・色々手を尽くしNETを検索しましたが全く資料は見つかりません。
お堂が釈迦堂と呼ばれてる事から・・・多分この地には釈迦堂と呼ばれていた古寺があったのでしょうか??
誰か知ってる人が居れば教えてください。
撮影2013.4.29