昨日の磨崖に続き、今日は本体の不動石仏・・・
中央の大岩の前にある拝殿の奥・・・
地面と大岩の隙間に小さな祠を設け、その中に不動石仏を安置している。
こちらが岩洞山の不動明王石仏・・・・弘法大師伝説の弘法大師が刻んだ不動明王がこれだとは・・・・・あまりなことに失笑。
その体躯のあまりのアンバランスさと稚拙な彫りは如何見ようが大師の時代のものではない。
祠左手に置かれて居た2体の石仏のうち、意外にも右手の阿弥陀石仏に目を惹かれる。
膝から下は欠損しているようで詳らかではないのですが肩張り、膝張りに力強さが有り、室町前期を下らないものだと思われます。
脇の地蔵も近世江戸期のものでは無さそうな???
それ故、あの不動明王石仏のアンバランスさは少し不思議でも有る。
撮影2013.2.11