伊賀や名張では当たり前の様に見かける一石六体地蔵が、珍しくここ甲賀にも有りました。
甲賀と言っても、ここは伊賀、山城と境を接する山里「多羅尾」の西外れ・・・どちらかと言うと伊賀文化圏かも??
一石六体地蔵石仏は伊賀や名張地域では普通に見られる絵馬型状板石花崗岩の正面に、真ん中で二つに枡形を彫り下げ、三体づつの地蔵立像を刻み出す。
石仏自身はありきたりの江戸中期のもので特記するほどの事は無いでしょうが・・・・旧道の小さな祠に祀られ今でも信仰篤く祀られてる様は風情が有って良いものです。
撮影2015.2.11