
18禁、アダルト禁止に触れるかも知れない石造物、子孫繁栄、五穀豊穣を願って造られたものなのでしょう・・・・。
明日香にはこのて呪物が多く神聖なものとして残され、素朴な信仰の原点であり、命の輪廻転生の源である男根信仰は原始信仰の根源であるような気がします。
明日香石舞台古墳から、栢森へと続く祝戸集落にこの「マラ石」なる石造物が立っています。
これも明日香村にある謎の石造物の1つで、写真でもわかるようにかなりリアルな形をしています。
本来は勢い良くもっと真っ直ぐ垂直に立っていたと云われていますが、近頃は、初老の僕のように歳をとったのか勢いが衰え、斜め約45度で西を向いています。
このマラ石がいつからここにあるものかは解りませんが、明日香川をはさんだ対岸の丘は「フグリ山」と呼ばれていて、この「マラ石」の先端はそっちを向いていて、1対のものだといわれています。
「フグリ」とは♂のタマタマを包む袋のことですが、男根の対面にタマタマがあるのは、ちと拙い。
やっぱり元気に直立してると、まだ納得の行くものを・・・・・・・・・。
撮影2006~2007