知る人ぞ知る奈良時代の「塔の森」と呼ばれる山間に建つ六角古石塔。
天理市山田町都境を接する奈良市長谷町、その集落の奥深く鎮守「日吉神社」があり更にその奥20分程・・・・・
最後に少々棘棘しい様な、長い石段を上り切ると、塔の森と呼ばれる尾根につく。
尾根台地には小さなお稲荷さんの祠が有り、信仰の場とされている様です。
その奥、鉄柵に囲まれ、見たこともない珍しい造形の石層塔が立ち尽くしている。
極めて珍しい造形のこの層塔は現在六角六層塔、高さ役2.5m、春日石という軟質凝灰岩で風化が著しい
基壇は、その側面一杯に大きくを格狭間を入れ、初軸には上部の開いた輪郭の中、単弁八葉の蓮華文を陽刻している。
屋根石はしっかり反り返り、力強さを見せるが、上層部は痛々しく痛みが激しい。
嘗て付近に存在したという塔尾寺の遺物だろうと言われて居ますが詳細は全く分かって居ません。
現在は六重塔ですが、元の塔は二重基壇上に建つ六角十三重石塔だと言われ、周りにはその残欠が
嘗てこの山深い山間部にも法灯を守る人達の営みがあったのかと思うと頭を下げ、手を合わせずには居られなかった。
周りの気配もその気にさせるような・・・。
撮影2012.11.14
まるでガードレールの様で設置した人のセンスを疑いました。
矢張りクレームが入ったのか?塗り替えられたようで
少しはましになったかな?
近くの公園の桜がちらほら咲き出しました~
春は~もうすぐそこ~(^O^)/
公務もなんとか無事終了しそうです。
あと4~5日で開放・・・・・それだけで嬉しい。