石仏の存在は以前から知っていたのですが近くの人に聞いても要領を得ず、石友の案内でやっと対面することができました。
当尾浄瑠璃寺門前近くの東小上集落から大門の集落へ行く田舎道が有って、その途中に有る春日神社南斜面辺りの竹藪の中に忘れ去られたように佇んでいます。
地域の人たちが「たんのした」と呼び習わす一面の竹藪地帯で昼尚暗いような場所、勿論なんの案内も表示もなく、誰かの案内でも無いととても行きつけない場所です。
南面の竹藪斜面に突き出した小山状の花崗岩に刻み出された地蔵磨崖石仏は穏やかな表情で訪れた僕たちを迎えてくれました。
大岩周囲には緑の蔓性植物が絡まり景観を盛りたててくれます。
付近には石積みの跡も残りこの付近にも往古の廃寺が有った事が伺えます。
地蔵は右手に錫杖、左手に宝珠を掲げた定形地蔵立像・・・・
船型光背を深く彫沈め、外部に線彫りされた大きい蓮弁の上に像高約1m足らずの中肉彫で刻み出している。
訪れる人とて無い静かなこの地に佇む地蔵さんは、一体どんな時代を、どんな景色を見て来たのだろう・・・・
幻の三尺地蔵磨崖仏とも呼ばれているようです。
撮影2011.3.27
個人所有の筍藪なので地図の表示は止めました。
上手く採れていますね~
本に載っているのに、非常に行き難い石仏さんです。
ペンさんとはずっと以前からの知り合いのような気がしていましたが
まだ、出会って半年しか経っていなかったんですね~(笑)
これからもヨロシクです♪
たいしんと出逢わなければ未だに見つけ出さずに居ただろうと思います。
こちらこそ、これからも宜しくです。