愛しきものたち

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京都・伏見区 大栄寺の四面石仏

2015年12月20日 | 石仏:京都

京都伏見 、丹波橋通りの古い町並みに建つ大栄寺に保存された四面石仏。

四面石仏は本堂脇の覆堂に安置された十三重石塔の塔身で、往時伏見城付近にあったのを、ここに移したものだと言われて居る。

塔身は高さ84cm、76cmの花崗岩四面に舟形光背を彫り沈め、中に像高約60cmの顕教四方仏を刻み出す。

正面は西向きに安置されて居ますが、現在弥勒仏が正面になっていますが、大日如来として信仰されているようです。 

左正面の弥勒 右南側が阿弥陀如来・・・

左・北に薬師如来 右・西に弥勒仏

左・南面の阿弥陀如来 右・東面 釈迦如来・・・と言うように90度左に振れて安置されて居ます。

しかしその像容はよく整い蓮座の造りからも鎌倉後期の造立だとされ、これだけの塔身を持つ十三重石塔はさぞかし立派なものだったに違い有りません

撮影2015.11.10



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