愛しきものたち

石仏、民家街並み、勧請縄、棚田景観、寺社、旧跡などが中心です。

八幡市 善法律寺の石仏

2015年04月01日 | 石仏:京都

昨日の善法律寺五輪塔の脇に並べられた石仏さんたち。

先日も紹介したように、この脇に建つ五輪塔は近くの廃寺「大乗院」にあったものを移したと言うからこの石仏たちも、きっとそうなんだろう・・・?

一目見た時から、これは京都市内でよく見かける叡山系の石仏だと直感・・・・・嵯峨野大覚寺「大沢池の石仏」に瓜二つ。

 向かって左端に立つ「石地蔵」と間違われている阿弥陀石仏?。

像高約1mばかり、頭頂の丸い舟形光背を負い、半肉彫り。

その右手、一見大日如来のようにも見えるが・・・・右手は肘先で欠損、左手も見つからず、どうも不自然。

 その上、右肩先には蓮華を掲げているように見える突起が有る・・・

観音菩薩のように見えなくもないが判らない。

三体坐像石仏の中央に置かれて居るのは・・・

この石仏・・多分「釈迦如来」では無いだろうか??

いかにも叡山系の石仏を彷彿させ、厚肉彫りで刻み出されて居る。

 最後は左端のやっぱりよく判らない如来型石仏。

両腕欠損、腰部で断裂、哀れこの上ないが・・・・良腕を下げて居そうなので定印阿弥陀では無いだろうか??

しかしいずれにしてもまだ廃大乗院」の地には他の石仏達が地中深く眠っているのでは無いだろうか??

どうにも良くわからない石仏さんたち。

撮影2013.2.9



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。