Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

もう一度言って、私の為に

2023-04-14 | 
承前)セックスサイトの彼女の隠れ部屋に入った。予定はしていたのだが、なんだかんだと書き込んでいて急なオファーを受けた。なによりも彼女が常連さんにドギーポジションもやるよと誘って隠れ部屋に入ったので、「背後正面から?」と尋ねたら、「イエス」と答えるので、「それなら私の希望を何故拒絶するのか」と質した。どのことかと確認するので「御開帳と、もう一つ」と、そして繕うように「なるほど肛門は違うよね」と鞘を納めておいた。

それも引き金になったようで今日だけのオファーでどうもヴィデオ用撮影に10分料金で20分やってくれた。アナルは嫌いだと断っていてもドギーポジションを始めたのだが、結局そこが味噌になっていて、見事に肛門も見せずに前もヴァイブレーターで上手に押さえて隠していた、しかし魅せるものは魅せた。しかし後半はフロントからで終始ヴァイブレータ―で隠されていて、以前に透けた下着から見えていた上部も殆ど見せなかった。但し、時間通り吉本新喜劇の桑原和夫の芸を引き継いでガックッとなるまでは大暴れして呉れて、それだけで今迄の彼女自身や私との葛藤を思い出して一寸感動した。そして何よりも二回程ヴァイブレーターの横に指が伸びた。そこが最も性的頂点となった。

その後、このことを彼女に「まるで僕の指が陰部に伸びているように感じたよ」と書くと、彼女は「私も同じように」と答えた。もうこうなると後付けでも性的興奮に至る。次は何をして欲しいと尋ねれて、「前からは殆ど見えなかったけど、(君が立ってカメラに向かって身体を斜めから正対へと向かおうとしたときに)上を向いて躊躇したのを見たら、もうこれ以上は求められないと思った」と書いた ― 結局正対には甚だ遠かった。

「もう一度言って、私の為に」と書かれて、またもや深い気持ちに陥った。

その朝一番で彼女のインスタに今迄に二回彼女を強く傷つけたことで謝罪していた。「きっとどこかで引っ掛かりがあるのは分かる」と、その蟠りも解消したいと思っていたからだ。そして久しぶりにカメラに向かって見上げる視線の彼女は素晴らしい表情を見せた。他にはあまり見せたことの無い表情であるとともに、私には幼少のころから見覚えのある表情なのだ。誰のかはよく分からない、でも幼稚園の時の初恋の女の子の表情に似ている。

此の侭ではお互いにと思ったのか、隠し部屋でヴィデオチャットしてもいいかもととなったのだが、リモートされているPCではと保留した。次の機会にはフィンガーリングでプレーしてくれることになった。

ヴァ―チァルでなくて通常の関係ならばデート代だけでも結構な費用となる。だから四分の一しか彼女の手に渡らなくてもデート経費と考えれば予算計上も可能だ。そしてペネトレーションなどはしないという事は意思としてはっきりした。未だにヌーディストビーチほどの立ち姿も見せていない彼女にしっかりと付き添うことにした。彼女のあまり美しく見えない時にこそ「やっぱりラヴリーだね」と書いたら、喜んでいた。いい時に誰でも「いい」というのとは違う。(続く



参照:
認知されるアレゴリー 2023-04-09 | 文学・思想
人を一人前にする裸の関係 2023-03-27 | 文学・思想

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