Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

三日間の運動日を経て

2024-08-08 | アウトドーア・環境
三日間運動したのは久しぶりだ。前回はツアースキーの時だから大分経つ。それ程の運動ではなくても曲りなりに三日間身体を動かすのはやはりそれなりの時間と動機付けが必要で、疲れが溜まらないようにすることが大切だ。一日一時間でもある程度の負荷をかけるとなると何か代償がないと普通は億劫になる。摂氏30度でも運動が出来るようになったのは素晴らしい。

戻って来て、事務机のサイドテーブルに見つけた瞬間接着時の新品で修理を試みた。先日ボンドでは着かなかったところに指で押さえている間に乾燥させないと跳ね返りが固定できないことが分かったからだ。結果からすると一二分で固定された。最初に固定面だけでは駄目と分かって、グリルの廻りに窪みの壁にも接着してしまう様に隙間を埋めた。引っ掛かるところがあったからで、次回に車を動かしても固定されたままであったならそれでよし、外れる様ならその上にテープ付けすれば誤魔化せれる。先ずはやれることは分かった。

森の駐車場に停める時に前輪を曲げていると、タイヤの溝が殆ど無くなっていることに気が付いた。駆動輪ではないので安全性よりも法的基準の最低1.6㎜が問題になる。もう一度確かめないと駄目だが、2㎜はあるようには思う。但し一部は溝が欠けている。心配事は絶えない。少々の金額で直せることもあるのだが、無駄にしかならない。中古を買うのも素性が分からないので怖い。ルツェルン行は大丈夫だが、ミラノ行は心配だ。

兎も角、オプティカルには余りに目立たないようにしつつ、致命的な故障や事故とならないような細心の注意を払い続けることになる。特に越境して外国に入る時は要注意である。

月曜日にフォルストのペッヒシュタインの葡萄を撮影した。拡大すると分かるように小さな粒が混ざっている。開花時に霜が降りて、二度目に開花した実かもしれない。剪定も出来ないので、最後まで密になって腐らない様にしなければいけない。

チャトパートナーにもこの写真を送った。これが10月には収穫となる。現在は未だ青い果実で実も固い。しかしそれが徐々に熟成してゆく。黄色く柔らかくなってくる。そこからが生物的な熟成と呼ばれる段階になって、酸が分解されてワイン酸へと変わっていく。よくリンゴなどを放っておくと、熟成して香ばしさを放ち出す。その果実が腐らずに完熟する為に秋も房を下げておく。

嘗てはドイツでは所謂貴腐という黴が実の表面について、一挙に干し葡萄のようになっていくのを、最後まで吊るしておいて完全に干し葡萄状態になったところで、摘み取って絞ってその果汁からワインを作るトロッケンベーレンアウスレーゼとされるものが市場で高額で売られていた。甘口ワインとして、それを氷化まで待つアイスヴァインなどよりもその質から価格も決して安くはなかった。

しかし上のリースリングのようにグランクリュ辛口である程度アルコール度の高いリースリングを得ようとすれば、摘み取る時期が問題となる。秋の長雨が予想される前に一斉に摘み取られるのはそうした貴腐の所謂のボトリテュス風味が官能テストで減点要因となるからである。



参照:
ピリ辛感が残る最後 2017-08-22 | ワイン
プラズマに曝される先端 2024-08-06 | 雑感

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