Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

贅沢カイザーフライシュ

2024-08-16 | 料理
YouTubeの履歴から新たなヴィデオのお勧めが流れてきたりする。今は車の試乗ものが出たりすると、発注した車に関わりそうなものは観る。冬のものであっても見落としていた日本でのそれなども興味深い。理由は世界市場でどのように生産とか企画をしているかへの興味である。

調べると中華市場向きのみの車輛は北京で組み立てていたりする。海外へのEクラスはE350eというのが参考になるのだが、日本で極評されているのが面白い。ハイブリッドで後輪駆動なのだが、挙動が後輪操舵でおかしくなっていると理解した。そもそもドイツでの販売はそれに匹敵するのはE300eであってべーシック価格で七万ユーロする。そこに空気羽根や革張りなど贅沢装備がそこについているようだ。それもあって車重も重くなって、オットーエンジンの出力も低ければ運動性も悪くなるのは当然だろう。

コンフィギュレーションで特に迷った面がそのエンジン出力の面でもあったのだ。今のように廃車寸前の車輛をゆっくり動かすことに慣れているとどちらでもいいと思ったのだが、試乗車の動きが取り分け良かったので、同じだけの運動性は求めた。スタイリングや装備の軽減やタイヤや車重などが変わると乗り心地も変わってくるが、それよりは悪くはならないようにという配慮があった。四輪駆動はハイブリッドになって燃費がよくなったらと最初からの希望だったのだが、やはり海外市場には出していないのはそれだけ製造に手間が掛かるのかもしれない — SUVの様に売れない。

そもそもアウトバーン以外には、一般路上で無制限速度で走れるところはドイツ以外にない。無制限で飛ばす必要がなければセダンタイプよりもSUVタイプの方が行楽時にも使いやすいのだろう。しかし最高速域では最終的には空力特性などがより重要になる。

寝室回りを掃除した時に古新聞の束を見つけた。いつもの音楽関係かと思って手に取ると、2021年に新車購入の心算で試乗をした節の新聞記事だった。当時はポルシェでも911GTタイプで4lオットーエンジン、Sクラスも六気筒3000CCの四輪駆動のロングタイプ(ハイブリットの電池がないのでなんと僅か2トンほどの重量しかない)の試乗記である。その前にハイブリッドを購入するつもりで試乗したが余りにも冴えなくて、動機付けとならない内にコロナを終える時期になったのだが、この三年で大きく技術が変わっている。それを価格の差異と共に確認できてよかった。

車検のための修理などでここ数年苦しめられていた迫られる車輛の乗り換えであったが、それだけの甲斐が余りあるほどあったと思う。二週間後には一回目の遠出のルツェルン行。燃料もそれまでに繋ぎで入れて、来週ぐらいから廉い時を狙って満タンへと準備する。不慮の事態に備えて、14時からチェックインなので、午前中は早めに出発して、余裕を見て走りたい。知っている場所なのでとても気が楽である。スイスへの通行券は買わなけばいけないが、必要ならば領収書若しく其の儘冬の期間の内は新車に張り替えられる。

先日暑い夜に豚フィレの煮凝りを食した。カイザーフライシュと呼ぶだけに高価なのだが、ビールにも合わせやすい。いつもはヴァイツェングラスを冷やして注ぐのだが、ヘキストのビアークルークを冷凍庫で冷やして注ぐ方が冷たさを維持できると思ってそれで飲んだ。ヘキストと言ってもヘキスト焼ではない同社のお土産品である。ヘキスト焼ならばそのような温度差のストレスは避けたい。



参照:
ニコゴリの取り持つ絶妙 2007-06-15 | 料理
今夏一番の暑さに 2024-08-14 | 生活
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