Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

涼しい森を想う夕刻

2024-08-22 | 生活
森の中は涼しかった。敢えて陽射しの当たる場所に出かけたのだが、座って冷たいものを飲んでも風が吹くと涼しい正午過ぎだった。峠族めいた自転車を含めた通りも少なかった。やはり暑い時の方が動きが活発になるようだ。摂氏20度にまで上がっていなかった。

週末にかけて再び気温が上がり、来週も晴れ間が続きそうだが、同じように出かける時間がない。そして8月も終わりである。妙に喪失感があった。夜中にぱらついたようだが、乾燥して、夕方には夕焼け小焼けである。

例年ならば夏の疲れのようなものがあって胃腸の調子を壊しているのだが、今夏は夏太りすることもなく、身体的には悪くない。なので余計に秋を感じるのかもしれない。

来週の宿泊に備えて小別けのバターなどを見たが価格も高く更に賞味期限が短かったので購入の価値はなかった。必要ならば切って二日分だけを持ち運べばよい。

夕食用のエンドウ豆の乳酸漬だけは購入しておいた。ジャガイモも購入したのでこれで二日分の夕食の材料は抜かりない。

宿の引き落としは週末になると思う — 22日になった。一泊120ユーロなのでもう少し安いところがないか探したが、真面なところはなかった。やはり夏のスイスは高価である。

峠への坂も車の走りがいいように感じた。シャムプーしたぐらいで何も変わらない筈なのだが、実際に静かだ。エンジンの開発の人達から学んだのはメカニックが壊れる前の異音などへの注意であるが — これは家庭電化やオーディオでも同じ —、それからすると今何か悪い兆候は皆無で、気温ゆえにクーラーが弱くしか動く必要がないからかもしれないが、外気温が落ちているだけでも水冷も容易で静かになっているのかもしれない。

PCもより静かになり夜分も窓を閉め切るようになって、とても落ち着くようになった。どうしても一年前を思い出し比較したくなる。可也記憶が薄くなったが、そのプログラムを確かめると、とても細かな音楽的な感興が次から次へと浮かんでくる。

昨年は初日の「英雄の生涯」を復活祭で聴いていたというのもあって、余計にレーガーに関心が移るとともにもう一つのプログラムへのお勉強も進んでいた。今年は僅か二曲しかないのだが、より深く入る方へと興味が移っている。

ルツェルンだけでなく引き続いてルクセムブルク迄旅行した為に、そしてベルリンからミュンヘンへと走った為にとても動き回った8月と9月であった。それだけでなく8月はとてもその為の準備をしていたようだ。しかし今年は違う。今年は生活態度も気持ちも全然違う。

ボルダーで簡単な隣の試していない所も足場がよくなっていたので挑戦した。何とかなりそうである。もう一つの苦手な場所も身体の動きは分かって来た。解決に迄至らなかったが、其の儘引き続き森を走って来て身体が解せた。午後でも涼しいところだから走る意欲が湧いた。これで金曜日のベルリンでの初日までに丸々お休みで木曜日をお勉強に費やせるか。



参照:
初日へと期待が膨らむ 2023-08-26 | 女
聖アントンのコラール 2023-08-28 | 生活
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