Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

フランクフルト劇場再開

2020-08-31 | 生活
アンドロイドで三種類のブラウザーを使っている。PCと同調させるものもあればさせないものもある。クロームはアンドロイドの親会社でこれはアンドロイドを使う限り外せない。その他にはオペラ、フィア―フォックスである。以前はその他も使っていたが、結局ここに落ち着いた。同調させずにでも使う理由があるのはファイアフォックスだ。

実はこれを使うと動画でも其の侭音声のみをマルティタスクとして流しておくことが出来る。YouTubeはなぜか無理なようだが、その他多くは他のページで仕事をしながら音を流せる。これはシングルタスクしかできない筈のアンドロイドでは取り分け嬉しい。

なぜこれを今書くことになったかというと自動的にアップデートされてその機能が使えなくなったからだ。それならばこんなブラウザーを使う事も無い。PCでのダウンローダとしてだけで十分だ。そこで古いヴァージョン67.0.3を正規サイトから落として再インストールした。そしてマルティタスクが可能になった。しかし暫くするとまた自動アップデートされた。

メニューを見てもアップデートを避ける方法が分からなかった。仕方が無いので検索して調べるとあった。メニュー検索してabout:configで肝心のメニューが出てくるので、そこでextensions.update.enabledをfalseにするとなっている。しばらく置いておかないと分からないが、これで解決すると思う。一年前程のリリースに戻す必要があった。

ブラウザー製作側からすれば、CMをしっかり見て貰うことなどはその集金条件になるのだろう。するとマルティタスクなどは以ての外、更にアドブロックなどで広告をストップさせるとネットビジネスが成り立たなくなる。YouTubeなどでも専用APPで見ると広告が入り続ける。PCで全てを抑え込むことは可能だが、アンドロイドではそれなりに工夫がいる。

フランクフルトのオペラ公演の席を予約した。再開最初のオペラ公演である。1375席に390席しか入れない。三四席に一人の割合だ。だから再演の演目とは言っても定期会員以外でどれぐらい出るか分からなかった。流石に初日木曜日は無理だった。日曜日の午後の公演で手を打った。前回の11月もそこでマルヴィッツ指揮でフォーレ作品を観て、その足でアルテオパーのユロスキー指揮ロンドン響の第11交響曲に駆け付けた。今回は、デビューの女流指揮者オクサーナ・リニヴ指揮で「清教徒」である。休憩無しに短縮して演奏される。歌は、数年前にミュンヘンでペトレンコ指揮でツェルビネッタを聴いたブレンタ・ラエである。恐らく指揮者とはミュンヘンで顔馴染であろう。

週中盤ではなく週末までの先送りになったのでお勉強の時間がある。更にオリエンテールングのヴィデオも出るようで、それも吟味できる。しかし何といっても、ミュンヘンで近くで話しているのは知っているだが、彼女の指揮を体験するのは初めてである。中継された「青髭」と管弦楽の協奏曲組み合わせがあまりに素晴らしかったので早めに聴いておきたいと思っていた。来年の復活祭の「ツァイ―デ」も二枚も買っていたのだが変更になってしまった。期待するところはあるのだが、先ずは生でしっかり判断したいと思っている。

ミュンヘンでキリル・ペトレンコのアシスタントの後グラーツの音楽監督としてやっていたので、コンサート活動と同時に次のポストへと現在武者修行中で、独国内ではキャリアを昇るポストは限られている。放送交響楽団に行くか国立劇場に行くかであるが、さてその実力は如何に。



参照:
注目が高まる女流の登場 2020-04-27 | 女
定まるテムポの形式感 2017-09-04 | 音

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