Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

神戸のサッカー小僧の順応性

2010-11-02 | 雑感
サッカーの話題である。ブンデスリーガーで今最も注目されている選手が神戸出身の香川真司と言う日本の第二リーグ出身の選手らしい。ドルトムントの躍進を支えているこの二十一歳の若い選手は既に、同チーム最高のスター選手トーマス・ロシキィ-と比較されているのみならず、世界のサッカー選手に既にノミネートされていると言うから、歴代日本サッカー選手の最高位に既にあるのだろうか?

スポーツの話題となると香川真司の活躍ばかりが報道されているが同僚のセバスチァン・ケールなどと強力な牽引力となっているのは間違いないようだ。日本の報道を見るとモスクワの本田選手ばかりがスター扱いされているが、僅か四千万円で引き抜かれた飛び抜けて元気な選手本人が語るように、未だ十試合程度のことでこれからまだまだ話題となりそうである。

インタヴューで語る。日本のサッカーシーンは四五年経つと大きく変わると。つまり自分自身のように、野球が盛んな日本でも子供のときからの町のサッカー小僧が育ってくると言う意味らしい。ワールドカップには選ばれなかったらしいが、なるほど四年の経験でも第二部に在籍した伸び盛りだから仕方ないのだろう。

ドルトムントの関係はトーマス・クロートのサッカーが気に入っていたと言うが特に無く、請われてやって来たものの、直ぐに馴染んだようである。特に同僚とのオープンなコミュニケーション大切にしようとする姿勢は素晴らしく、親切で暖かく熱心なファンに交じり合う市内にアパートを構えたというのも天晴れである。

サッカー選手に要求される状況判断と自身の立ち位置を丁寧に測るようなインタヴューの姿勢は、そのプレーを見なくとも十分に期待させてくれる選手に違いない。



参照:
"Ich träume von der größten Bühne", Interview mit Shinji Kagawa, FAZ vom 31.10.10
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