Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

エアーフォースワンを待ちながら

2010-11-11 | 生活
先週窓から見慣れぬ機影を見かけた。カメラが手許になかったので写せなかったがブルーの大きな機体は確認できた。このあたりでは、ファントム以外では対潜哨戒機P-3Cのような低速の飛行機は見かけるが、明らかにそれとは違うものであった。

新聞の裏に小さな囲み記事が出ていて、ワシントンからインドに立ち寄るときにオバマ大統領が給油に立ち寄ったようだ。なぜ、ハイデルベルク方面から着陸導入してきたかは知らないが、恐らく大型機の着陸滑走路の方向は定まっているのだろう。いずれにしても東海方面から侵入してくる筈だから、フランクフルト上空からハイデルベルクのパトリック・ヘンリー基地の上空まで来て、そこから一直線に機体を落としてくるに違いない。

なるほどあの着陸コースならば丁度バート・デュルクハイムとダイデスハイムの中間をいつも走っている谷峠をかすめて、ラムシュタイン基地へと高度を落としていくに違いない。そうなると、普段はセスナ機以外では戦闘機の訓練が時々あるだけのこの空域を米軍は必ず使うことになる。イラクへと戦闘へ出かけるにも、ワシントンからアジアの旅に出かけるときにもこの飛行場と空域を使うわけである。

実は本日も帰りの飛行で、今度は公式に着陸することが朝のラジオで報じられていた。ドイツからは国会議長が戦没者慰霊に合わせて出迎えると言うことである。しかし、カメラを用意して待っていたのだが今日は残念ながらあの機影は見かけなかった。それにしても、前回も護衛の戦闘機の姿などは見えなかったが、基地周辺の飛行は基地から直接管理援護が出来ているのだろうか。

今朝は川沿いを往復した。挨拶の原稿を口の中で繰りながら、最初から歩調を落としていたので折り返しでも歩調を落とさずそのまま戻ってきた。走行時間としては二十九分と前回よりもゆっくりとなったが、足は十分過ぎるほどに酷使した。車に戻る前に、先日後ろから追いかけてきた高齢のご婦人のすれ違った。前回はノルディック・ウォーキングをしていたのだが、今度はこちらに負けずにジョギングである。年齢からすると七十代であろうが、その体のこなしは嘗て運動を本格的にしていたような感じがする。その証拠が、坂で後ろから追い抜かれただけでストックを手に持って走って追いかけてきる負けず嫌いである。一体あのご婦人は何を目指しているのだ?
コメント
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