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Wein, Weib und Gesang

ワイン、女 そして歌、此れを愛しまない輩は、一生涯馬鹿者であり続ける。マルティン・ルター(1483-1546)

PC音楽再生再び

2019-05-21 | テクニック
NASからの音楽再生が再び可能となった。この三週間ほど不可能になっていた。切っ掛けはNASからの転送速度が落ちたことだ。だからケーブルもクラス7へとグレードアップしたが根本的な解決とはならなかった。それどころかファイル転送が一時停止するようになった。通常はサインカーヴのようなものを描くのだが、少なくともMINTの音楽再生PCではゼロ停止してしまっていた。

勿論PC内のファイルを再生するのは全く問題が無い。またPCの方ではNASをHDDのように使っているので画像などを開けるのにぐずぐずしているとストレスがたまって来ていた。理由はNASの方にあるのだが、それ以前はそれほど問題が無く、テストプログラムも問題なく回っていた。

兎に角、時間が無かったので、放っておいてSACDや問題の無いファイルで音を鳴らしていた。それ以前に問題があったのは大きな動画ファイルの再生だった。中断までいかなくとも音が途切れる症状があった。明らかにNASからの転送が上手く行っていなかった。

しかしどこにネックがあるのかが分からなかった。そこで十日ほど前に新しい方のルーターにNASを接続することにした。理由は速度が表示もされて、監視しやすいからで、実際には転送速度はそれほど変わらないと思われた。しかし結果は変わらず何よりも不都合だったのは録音をそのまま保存しているAudacityのファイルが中断でステレオの左右チャンネルがズレてしまって、するとさらに再生出来なくなった事である。中断ならばさらに続行されるのだが、左右がズレた音源は再生不可能である。

調べた結果、NASで指定しているバケット通信に相当するジャムボフレームが災いしていると分かった。これは有線のイーサネットの企画で大容量の転送をスピードアップさせるものだ。そもそもイーサネットなどはWIFIに切り替えてから長く使っていなかったのでケーブルのクラス分けがあることすらも知らなかった。だからジャムボフレームに合わせてPCの方でも調整しなければいけないことも忘れていた。しかしである、PCの方はルーターからWIFIで飛ばしているので関係ない。そしてルーターの設定に見つからない。どうも知らぬ間によさげなジャムボフレームの値を最大にしたようで、転送が難しくなったようである。

そこで、ジャムボフレームを外して、通常の音楽ファイルを再生すると最後まで問題なく流れた。そしていよいよ懸案のAudacityである。流れる、これで解決である。実際にPCのネットを量的に見るとサインカーヴの上側に近くなってきた。間隔は4sから10sぐらいである。

具体的には外すことで1500バイトとなるようだ。また転送速度を自動としたので2MiBsほどの受信が可能となっているようである。実測1MiBsぐらいは出るようになった。プレーヤーのキャッシュも二倍三倍にしてみたが、大型映像再生の音飛びは完全には解消しない。古いPCの方のCPUの稼働が上に振れているので仕方がないだろう。そもそも映像はそんなに観ないからアーカイヴ扱いである。

なによりも助かったのは、通常にPCを遥かに使いやすくなったことで、ケーブルを購入して数週間ほど経過してようやくその効果を発揮した。これで以前よりも早くなったのを確認した。一体この間何をしていたことだろう。

そして今大変なことに気が付いた。全く同じことをクリスマス前に書いていて、その記事が「健忘症のミスタービーン」となっている。アルツハイマーではないかと恐ろしくなるようなことを繰り返している。そして解決まで今回の方が時間が掛かっている。



参照:
NAS回転音の審査 2018-11-30 | 生活
健忘症のミスタービーン 2018-12-22 | 暦
カテゴリー7ケーブル導入 2019-04-06 | テクニック
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カテゴリー7ケーブル導入

2019-04-06 | テクニック
ゆで卵器とエンジンオイルに付けて、発注したケーブルが届いた。実質的に発注の翌日配送である。週明けと書いてあったが想定以上の早さだった。プライム指定にさせようと躍起になっているので通常の配達は遅く表示するようになっている。しかしそれも顧客を考えれば早く届けている限りサーヴィスになると考えているのだろう。実際に早くつくことに誰も文句は言わない。

ルーターとNASを繋ぐケーブルで所定のカテゴリー6を使っていたが、しばしば反応が悪いことがあったので、10ユーロならとカテゴリー7である。現在普通に流通しているLANケーブルとしては最高速域の600MHz高周波数通信ケーブルである。実際にオーディオPCからのアップロードが秒900KBから2400KBへと高速化している。それだけならば時間短縮でしかないのだが、PCからアップしながらダウンするときにつまり両方向への通信がどのようになるかを試してみたい。今までは両方向で動かすとAudacityの転送が不安定になりNAS再生に支障が生じた。それが解決されることを望んでいる。もう一つはVideo再生がスムーズに動くかどうかである。前者が7ユーロでNASの使用前提条件が5e以上だったのを超えていたので無駄なケーブルかなと思ったら、必需だと分かった。そして更に高速化に関心を持っていた。ケーブルも太くなっているがやはり明らかに速度が異なる。PCのハードディスクにはドキュメント類を一切入れていないので、少しでも遅滞が進むとストレスで使えない。やはりこれは助かる。

木曜日の新聞にザルツブルクでのティーレマンのインタヴューが載っていた。流石に鋭く問い質していて、本人の手の内が見えてきた。先ずは、バーデンバーデンとのスワッピングに関して、一笑している一方、「我々はザルツブルクで上手くやっているのだからと、関係者の見識に期待したい」としていて、2023年以降のバーデンバーデンでの計画については本当に知らないのかもしれない。

しかし全くバーデンバーデンへの色気を示していないのが予想と大きく外れて、彼の主張は今年の「マイスタージンガー」からかどうかは知らないが今までの実績に更に揺るぎない観客の支持を得れば、政治的にも再考察されてバッハラー支配人は撤回されるであろうとどうも本気で思っているらしい。これはアドヴァイスを受けた形跡があって、最初から自らは動かないと決心していて、ある意味自信もあるのかもしれない。しかし実際には「ドンカルロ」のあとの予算が座礁に上がるまでに強い支持を得るためには今回の「マイスタージンガー」と「ドンカルロ」でそれを示すしかない。なるほど前回のインタヴューで運命の幸運な作品とした筈だ。

取り分けザックスを歌うツァッペンフェルトなどに重荷が乗りかかりそうだ。なぜならば、「オテロ上演の時に代わりの歌手が見つからなかった」と言われ、若干声の調子を変えて、それは「突然オファーが来て暇で歌える人なんて使えるとは限らない」と答えている。まさしくモンテカルロで、ユダヤ女性の下手な指揮で転がされたトドのような演技でフランス語でタンホイザーを歌った歌手が槍玉に挙がっている ― この歌手のキャリアにまだ自分を重ねるところまでに至っていないようだ。要するに責任をそこに転嫁しているが、当時の批評は「高額券を売りながらそもそも練習したかの様には聞こえないシュターツカペレ」まで散々に批判されていた。成功するときもあれば失敗するときもある。しかしそのヴェテランオペラ指揮者の打率が素人オペラ指揮者のサイモン・ラトルと同じぐらいでは困る。

更に興味深いのは、正しく聴いて練習することの危険さを訴えて、自身にそのようなレッテルを張って、まるで自分がそこまで出来るかのように、「やろうとすれば不機嫌極まりないことになると、フルトヴァングラーやクナッパーツブッシュ、そしてヴァルターなどはその享受の原則に導かれたからこそ人気があって、一期一会の演奏があってこそだ」と嘯く。あれれ、ベルリン時代のみっともないことはもう誰も語らないと高を括っているようだ。こういうところがこのはったり人物のお粗末さである。もっと正直に謙虚に語れば池に落ちた負け犬にも手を差し伸べる人も出るのだが。一方ではソニーなどの商売の顧客になるB層の市場も存在するということだろう。

もう一点、バッハラーとの関係でのフェスティヴァルの職権の分担について、「皆が思っているような単純なものではない」としていて、「支配人と二人で総練習までも全てを決めれるのがフェスティヴァルで、こうしてバイロイト以外での全てを取り戻したと、自分だけの監督の部屋があって、サウンドチェックさせるアシスタントが居てね」とまるで職人上がりの中小企業のおやっさんみたいな威張り方をしている。未だにバイロイトの初代音楽監督の足元が揺らいでいないからの態度に違いない。

週末初日は先ずは「出来る係長」ことロート氏のバイエルン放送交響楽団デビュー公演生中継である。いつものようにマメに紹介をリツイートして貰った。実際はこちらが宣伝をして上げているのだが、恐らくご本人もここあたりが勝負ところとみているようで、一流指揮者として定着するかどうかの瀬戸際だと思う。コンセルトヘボーの後任にもカサドとハーディングと並んで予想されているぐらいだから、そのプログラミングや馴染みから一票入れたい。確かに良くなってきているところがあるので、バルトークの三番の協奏曲も楽しみだ。夏にゲヴァントハウスでネルソンズの指揮で聴く予定の曲である。


写真:フランクフルターアルゲマイネ新聞は、敢えてヒジャブ女性の権利の記事の足元に、本人も見るであろう、ティーレマンのインタヴューを置いている。



参照:
還暦おめでとうの誘い 2019-04-02 | マスメディア批評
NAS回転音の審査 2018-11-30 | 生活
パーティの王のケーキ 2018-12-23 | 料理
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回線違いの速度違い

2019-03-31 | テクニック
高速新回線に移行した。作業時間は全部で一時間半ぐらいだったろうか。初めてだったISDNアダプターをシンクロさせるのに気を付けた。それ以前に前回はしくじったルーターの同調が気掛かりだった。前回は早めに設置したりしていて、おかしな信号が流れたのか、二週間ほどしてリセットするまではオンラインにならなかった。今回はその経験があるので恐る恐る作業が終わっていそう時刻になって作業を始めた。結局読み込むのにかなりの時間を要して10分以上掛かっていた。前回はそれが待てずにシャットアウトした可能性もある。

同じように時間を掛けるつもりのアダプターは作業手順を読み解くと、どんどん進んだ。電話が開通するまでこれも10分ほどだった。作業手順を定めて、ケーブルを接続してというのに時間が掛かり、更にオンラインしてから、PCで設定するのにまた時間が必要だった。

早速速度測定をしてみると、下りで9%、上りで20%も速度が上がっている。これは想定外だった。DLで速度が欲しいのは生放送ヴィデオ再生ぐらいだ。先ずそれには今晩にでもミュンヘンからの中継に使ってみよう。差が出るとは思わないが同じ料金で、同じ場所でも電話回線が新しいのだろうと思う。しかしアップロードとなると比較するまでのことは無いであろう。

ルーターのWLANセッティングは終えていない。今調べると予想通り新しいルーターの方が若干電波が弱そうだ。するとWLANでの使い方も限られる。ルーター自体は4Kまで使えるというので、転送速度は強化されているのか?

バーデンバーデンからお知らせが入っていた。なにかのお誘いかと思えば復活祭以降の余り券などの宣伝だった。なんだかんだしていて、突然ワイン祭りのことを思い出した。避難しなければいけない。日程を調べると、第二週目にチューリッヒでケント・ナガノがラヴェルのシェーラザードに続いてピンチャーの新曲世界初演とアイヴスの四番を振る。ナガノが出ることは知っていたがプログラムは気が付いていなかった。本当は別の二回の演奏会を狙っていた。こうなれば迷いはないが、残念ながら席がよくない。しかし毎年のことながら忘れてしまっているのだから仕方がない。一体誰が副指揮者を務めるかというとピンチャーではないのか。兎に角、通常料金であのホールで聞けるのだから文句は言えない。宿もシュヴァルツヴァルトに予約しておいた。一晩だけでも助かる。もう一週は他のところに行く。全七夜の二夜であるから大したことは無いかもしれないが、それでも気持ちが晴れる。今度こそ来年の準備もそろそろしておきたい。

ミュンヘンのオペルンフェストの売券状況覗いた。ほぼ予想通りの展開だった。意外だったのは楽劇「サロメ」で、やはりあれほど上演される手軽な楽劇だが、あまり人気もないことも窺い知れた。オペラ通で「サロメ」好きはそんなにいないと思う。何よりも短くて頼りない。幕間の楽しみもない。マルリス・ペーターセンも人気があると言ってもカウフマンなどとは全く異なる。それは嘗ての「ルル」の新制作の時にも実感した。期限が過ぎてからでも初日の結構いい席を分けて貰ったのだった。もちろん当時はまだキリル・ペトレンコがベルリンへ移るなどとは誰も期待してはいなかった。そして10月に残りの三回が上演される。するとあとは予想可能なのは9月の定期にペトレンコがマーラーの第六を振ることぐらいだろうか?



参照:
全然異なる脳を使う様 2019-03-29 | 生活
そのものと見かけの緊張 2018-06-19 | 女
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探し物は何ですか?

2019-03-28 | テクニック
ルーターが届いた。これで新回線への切り替え準備は整った。ルーターもほとんど同じで、外見からは差異がよく分からない。製造元もハウウェーと思うが記載が無い。じっくり型番などを研究するしかない。先ずは、場所を確保して設置しておいた。土曜日に旧回線が止まると通常使う方の電話が通じなくなるからだ。

開通したところで直ぐにログインする。そのための番号などはまだ郵送されていない。昨年5月中旬に行った時は殆ど自動的に入れたので今回も問題ないであろう。しかしそもそも電話線が壁から直接出してあって通常の差し込みが無いことに気が付いた。昨年のもう一つの回線の時にfax用の差し込みを外して、回線合流した新回線のルーターに差し込むことになった。つまり壁に付けていた差し込みが余っている筈だが見つからない。シュレッターのごみ箱に長く入れておいた。

必要な時に見つからない典型である。あの手のプラスティックや金具がついているものはあまり捨てないのだが、もしかするととも思う。いい恰好をして潔く捨てると困ることもある。もう少し探して見つからなければ近所で探して購入するか、ネットで他のものと一緒に急いで送らせるかである。送らせた方が早いだろう。調べると5ユーロもしている。これはもう一度探してみよう。本当に捨ててしまったのだろうか?

そしてまた探し求めた。そしてもう一つのズダ袋に見つけた。それも三種類一緒にしてある。中々整理がいい。一種類は穴の中に差し込むタイプなので使えないが、一時的には接続しやすい。あと二つはまさに昨年まで使っていたテレフォン用とファックス用の差し込みであった。FFタイプ二口とNFNタイプ三口なので先ず間違いない。使えるのはFタイプである。これでハードウェア―は揃った。

バーデンバーデンからメールが入った。初日を迎えるべく、ベルリンで稽古が始まる。そこへの途上イアーゴ役のルカ・サルシが事故に遭って肋骨を三本折ったという。詳しくは知らないが、若い人がこけたぐらいでは折らないので、交通事故だろうか、それでも続けて舞台上演は叶わないと書いてある。当然であろう。歌えるとは思わない。痛々しいイヤーゴなど役に立たない。

そこで急遽代役に入るのがウラディミール・ストヤノフという人で、早速調べてみると寧ろ本来の歌手よりもよさそうなのだ。演出にもよるが少なくとも三人は聴かせないと話しにならないオペラである。ガッティでなくメータ指揮となるとキャリアにもなるだろう。何か今のところいい方へと進んでいるような気がするが、思い込みだろうか。ヴォデオでもメータはヨンチェヴァのことをよく言っていたので機嫌よくやるのではなかろうか。



参照:
WLAN構築準備開始 2018-05-01 | 生活
ラインガウワーの印象 2018-05-19 | ワイン
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一先ず軽快さを満喫

2018-12-05 | テクニック
一先ずノートブックを常時SSDで使えるようになった。ミニノートブックの方もSSDの容量消費していくと動きが悪いのではないかと思うようになった。録音はAudacityを使っているので、そのプロジェクトのままで記録しておくと、細分された音声ファイルゆえにとてもコピーに時間が掛かる。その割にメディアサーヴァーでは使えない不便さもある。

新しいNASストレージを手探りで弄っていくと、大体どのようなアプリケーションでどのようにバックアップしていくかが分かってきた。先ず基本として、フォルダ同調とバックアップの差異を更に研究すると、ウィンドーズでは前者のシンクロニゼーションがバックアップとされているのは例外的なようだ。つまりオリジナルを如何に消去してもコピーはストレージに残るというのが正確なバックアップであるとなっている。ストレージのウエスタンデジタルもだからシンクロとバックアップの二種類のアプリを用意している。

しかし実際にはその両方ではなくコピープログラムを使えばよい。どのコピーのアプリが良いかはわからないので、何種類か試してみた。その中でオリジナルのSmartWareというのは使いやすく信頼性も高そうだ。最初はどうしてもマニュアルで保存してしまう。今まで使っていたHDDのDディレクトリーに入れていた800G相当のファイルが大きい。音楽だけでもAudacityとして保存してあるのでとんでもない時間が掛かりそうである - 結局三日以上を費やした。

印象としてはUSB外付けに比較して全く早くない。所謂RAID1とされる方式で二枚のHDDに同じようにコピーするからだろうか。それは安全で結構なのだが、一部にその二枚のHDDの一つが壊れるだけでなく、システム自体が壊れてしまうとデータを呼び出すのが面倒だとあった。なるほどファイルにアクセスするにはそれなりの方法がいる。Linuxベースなので何とかなるとは思いながら不安になる。更にそうしてコピーした筈のAudacityをテストしようと思うとWinもLinuxでもどちらでも読み込まない。これには焦った。そもそも端末に限らず使えるものでなければ保存しておく価値がないからである。これは完全に買い物を間違ったと思った。

そして以前のHDDに戻して同じことをするとこちらでは同じでデーターを読み込んだ。Linuxの方でも読み込めたので相関性が確保された。どうも片方のPCが接続されている状態か何かで読み出しを邪魔していたようだ - 結局Audacityのプログラムが上手くインストールされていなかった。それでも読み込み終わるまでの時間は今までよりも長い。この辺りもしばらく使って調整していかないとなんとも判断しかねる。

データーの移動に時間が掛かるのはある程度許容可である。なぜならば早くても今までの例からして上手くコピーできなかったこともあり、信頼性が重要だからだ。それでも先ず最初のコピーは量も数も多いことからかなり時間が掛かりそうである。

そうこうしているうちに、USB3.0を二つ差し込めることが分かり、USBNASから直接コピーとなった。やはり早く確実だろう。それならば前記したようなシステム崩壊時の問題をこのUSBで接続した外付けHDDで解決できそうだ。すると、三つのHDD合わせて6TBを上手に使える。従来と同様にNASとして2TBを使うと、残りは1TBと3TBとなる。そこにシステムと3TBの特別バックアップをすれば先ず当分は用足りるではないか。なにかバックアップのバックアップのようでまるで神経症のようだが、なによりも今までの投資が有効に使えるのが嬉しい。

小さなアプリケーションはまだ幾つかあるが、殆どファイル無しで70GB使用済みだ。因みにNASストレージは2Tほど消費している。残り6TB切っている。重なるものは整理するとしても小さなものを買わないでよかった。

Beyond the Baton with Yannick Nézet-Séguin: Handel's "Messiah"

音楽界の実力者ネゼセガン指揮のフィラデルフィアとニューヨークメトでの活躍は目が離せない。そしてこの人のフランコフォーネの英語の喋りがとても軽快でいよいよ好調だ。結構真をついた楽曲解説もしているのだが安易な言葉使いながらその仕事現場からの声がそのまま伝わる内容で、全く虚飾が無い。なるほど音楽つくりも、言葉と同じように訛りながらも、誠実。先日のチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲の一楽章の後での拍手を利用して更に中断して一言話すようなしゃべりたがりだが、ジュークにしながらチャイコフスキーの真意まで考えさせる。そのフィラデルフィアが現在最もエキサイティングで音楽的に最高品質の交響楽団定期であることは疑いようがない。
Lisa Batiashvili Performs Tchaikovsky's Violin Concerto with The Philadelphia Orchestra



参照:
NAS回転音の審査 2018-11-30 | 生活
次をリストアップする 2018-11-09 | 雑感
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WIN録音システムの進化

2018-11-24 | テクニック
「オテロ」初日の録音準備をしていた。そして気が付いた。前回のバイエルン放送生中継は会場にいたので留守録音だった。そしてノイズに気が付いた。デジタルの同調ノイズのようなもので、大抵は気が付かないが生放送のダイナミックスレンジが広いとプチプチと邪魔になるものだった。その後調査するとこの放送局に特有のもので他所では一度もなかった。どうもあまりにも音質重視で解決出来ていないものがあるらしい。そのノイズに再び気が付いたのだ。前回は外出中だったから後の祭りだったが、今回は何とかならないか試してみた。

色々なストリーミングのURLを試してみたが、結局はストリーミング自体の鮮度を落としているURLでは目立たないもののそれでは意味がない。それならばオンデマンドに近づくだけだ。最初から音質を落とすよりも可能な限りよさそうなところでもう一度試してみる。会場の音が大きく録れていればそれほど目立たない。それに期待するしかなさそうだ。

準備をしていて確認したことがある。技術的な問題でしかないが、SSDのノートブックのAudacityで録音しようと思うと音が入力しない。設定を見れば、入力段がややこしいことになっている。なぜならばウィンドーズでHdmi出力をスタンダードにしていたので、その回路がマスターになっていたからだ。Hdmiの画像はデジタルだが、音声はモニターに送るので、アナログ扱いとなっている。しかしもう一方の出力もノートブックのスピーカ行きならばアナログだ。この辺りが最もLINUXと異なる面で、機械を直接制御できない。一番顕著なのは、Audacityで入力を絞れるかどうかで、Hdmi入力では明らかにアナログ制御だった。

それが今度インターフェースをWASAPIにして、入力を再生時の出力と同様にスピーカーへのRealtekHDに送るものをループバックしたものにすると、音量制御が出来なくなった。WASAPIにしていても複数の音源からの音が出ていることからミキサーを通っているには違いないが、Realtekのデジタル出力を録っている可能性がある。今回はそのドライヴァーをFUJITSUからの古いものではなくて最新のものを入れたので変わったのかもしれない - そもそもLINUXではRealtekを使っていない。

確かに聞いた感じでは問題のプツプツ音は出ているのだが目立たなく感じる。更に調べるとインターフェースのPortAudioV19は、Audacity2.04からWASAPIで24Bit録音が可能になったとある。つまり、そのままのデジタルを録音したようだ。これはHDDの時に為せていなかったもので、現在使っているものが2.3.0なので、これだけでも間違いなく録音システムが進化したようだ。



参照:
初日に間にあったSSD 2018-11-23 | 生活
次をリストアップする 2018-11-09 | 雑感
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ステップバイステップ

2018-11-22 | テクニック
一つの問題は解決した。つまり双方向からのリモートコントロールを可能とするVNC機能を無事整備した。想定通り二日掛かりになった。初日は眠くて対処不可能だった。古い動いていたHDDの方の設定を確かめてみなければいけなかったからだ。

結局小さな設定の誤りなどが重なって、最初から躓いたことになる。一番明白な誤りは、どこかのサイトを見て慎重を期そうと思ったばかりに、ウィンドーズ向けのネットでの設定を優先させてしまったことのようだ。HDDの方の設定を見るとそこがしっかりと外されていて、すっきりしていた。勿論、消去、再インストールで問題個所を除去しなければいけなかった。SSDの良さは再稼働が速いので、ストレスが少ないことだろうか。これでベットの中のタブレットからも操作が可能となり、使い勝手が大分向上した。

完了して祝杯と行きたかったが、まだ先に進めると思って、再び落とし穴に落ちた。今度はマウスとキーボードの調整をするロジテックのSetPointというソフトのインストールが上手くいかなかった。初めて見たStepByStepコンフィギュレーションがダメで開かないというの警告だ。調べると所謂マイクロソフトのヴュジュアルC++のインストールが出来ていないということらしい。そもそもSSDで限られた容量の中で縮小化を目指したので切り詰めたインストールをしていることから、また無理をしてWIN8.0から8.1へとアップグレードしていることからインストールされていないものは間違いなくある。

そしていざ消去インストールを繰り返して、いくつもの種類のC++を試しているうちに夜が更けた。これは想定していなかった落とし穴だったので、途中でこんなことならウィンドーズを最初から諦めてLINUXにすべきだったと後悔しながらの作業をした。

その問題はウィンドーズにあるメニューから曲がりなりにも開いて設定可能だと分かったので、ソフトが開く必要はなくなった。それ自体は構わないのだが、同様に今後小さなソフトでも問題が起こるようだとウィインドースを使っている意味が殆どなくなってしまう不安に陥った。

Audacityは問題なくインストール出来て動きそうだが、キャストではffmpegが開かないなどの問題が生じた。まだまだ完全移行には時間が掛かりそうでめげそうになる。それどころかメディア再生時などの挙動も悪く、マルティタスクも動きが悪い。ドライヴァー等はそれほど不足していないはずだが、それ以外のハードの問題は考えにくい。

「オテロ」初日に向けて準備完了か。懸案になっていた冬タイヤの交換日も仮押さえしておいたので、これで積雪があっても何とか出かけられる目安がついた。初日開演前に三幕四幕の楽譜に目を通したい。手袋をしてバンダナで耳を隠して、沢沿いを往復した。降雪があれば直ぐに積もる。気温はまだ三度以上あるが、いよいよだ。体調も相変わらずだが、何とか近々に全快に持っていきたい。



参照:
敵はクローム・グーグル 2018-11-19 | アウトドーア・環境
何度も繰り返した挙句 2018-11-20 | 雑感
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アップデートの数々

2018-11-08 | テクニック
想定以上に苦労した。予想以上に時間が掛かった。先ずは、フォーメーションとパーティションが上手く捗らなかった。FUJITSUのマザーボードのBIOSがまず出ないところから躓いて、そのUefiを出してのシステム作りが今までとは違っていた。前回HDDのクリーンインストールの時は問題にならなかったことばかりだ。そして最後にはCD-ROMからのインストールで止まってしまった。やり直しだった。それでもDディレクトリーを切らずにCだけのシステムが出来た。しかし直に8.0のフューチャーがインストール出来なかった。理由は分からない。仕方がないのでそのままアップデートへと向かった。予想通りネットからパケットがDL出来ない。今年の1月でサポ―トが終わっているからだ。こうなるとどこからか探してこなければいけない。幸い信頼できるサイトに全てのパケットが用意されていた。

1.5GほどのそれをDLする。今度はそれをインストールするのに数時間を要していた。160種を超えるアップデ―トファイルだ。目標は正式に8.1へとアップグレードすることなのだが、アップデートが完了しない限りアップグレードも不可と拒絶される。しかし公式なDLは出来ないとの袋小路に追いやられる。

最初からこれが一番の不安点であった。だから8.1へとアップグレードまでが全てであり、そこまで漕ぎ着ければ二三年中は状況は変わらないので落ち着いて行える。要するに早めに判断しなければいけなかった点であった。本年一月前に執り行っていれば余裕があっただろう。実際にここまで時間が掛かり複雑であると、あっさりとウィンドーズを断念してLINUXの恩恵を預かりたくなる。それでもウィンドーズは最初にインストールしてしまえばLINUXのようにこまめにアプリケーションを考える必要がない。多岐のタスクに即応が可能となる。どうもそこが使用勝手として一番異なるような気がする。つまり我々が意味するところのマルティタスクとシングルタスクである。

そして8.1へのDLに至ったのが約12時間後のことだった。そこでも完全にアップデートが終了していないと弾かれ続ける。何回かリスタートを繰り返して、やっと8.1のDLが始まった。これで、インストール成功で無事終了である。3Gを超えるDLもすんなりと進み、インストールである。

BGMにボストンからの生中継の録音が響く。何故か低音の量感が多い。メインシステムで鳴らすのは初めてなので気が付かなかった。録音の問題なのか、先日のフィラデルフィアからのものと比較する。やはり低音の出方が異なる。会場の相違か技術的な問題かは分からないがその傾向は変わらないであろう。それにしてもSSDの静かさは明白だ。まだ静かなところで本格的に使用してないので結論は下せないが、少なくとも熱を殆ど感じさせない。クールだ。

そしてついに到達した。8.1である。そしてSSDの速さもわかるようになってきた。そしてタスクをしていないときの静けさは格別だ。8.1の65種もあるアップデートを済まして、先ずは一区切りである。あとは時間を掛けてマルティタスクシステムを構築していこう。



参照:
狩りの日だった土曜日 2018-11-04 | 生活
HDDが故障して一週間 2016-11-12 | テクニック

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解決そしてまた次の課題

2018-10-27 | テクニック
夜も更けるとアルコールの勢いも治まって酔い覚め状態となる。ベットに潜り込むのがなによりもの幸せだ。それでもPCオーディオなどを聞いているとつまらぬことを考えてしまうのも常だ。課題になっていた動画コピーソフト比較のレヴューなどを読んでいるうちに簡単に試せそうなものを見つけた。その名もSimpleScreenRecorderと称する。ベットに入ろうかという時で、下手して弄っているとい予期せぬ夜更かしになるので触りたくないが、どうしても一点だけ音声入力段が気になって仕方が無い。コマンドをコピーアンドペーストで三行入れるだけで、失敗すればアンインストールで終了だ。やってみたら実際に二分ほどで使えるようになった。

YouTubeのハンスクナパーツブッシュ指揮の演奏会ヴィデオをコピーしてみる。音声は結局パルスオーディオ入力となったが、試してみると使えそうなのだ。これで録音に続いて録画も容易に出来ることになった。テストを含めて30分ほどしか掛からなかった。結論は、音声はWIN8でやっているようにFlacでも良いがそのままWAVとしても画像を大きくしない限りそれほどファイルが大きくならない。HDMI接続でK1仕様での録画画質は期待しないので、適当な動画に聞ける音が出てくれればそれでよい。これで旅行先にも持ち運べる。
African Animal Lookout Camera powered by Explore.org


やはりどう考えてもウィンドーズよりも有利な点が多い。これでミニノートブックのマルティメディア対応は整ったことになる。すると今後は生放送をフェイルセーフで二系統のネットから録音録画が可能となる。本来ならばノートブックの二機の間には四年ほどの発売時期の相違があって、大きさも異なり差異が大きい筈であるが、Win8.1とMint19のシステムの相違が後者の欠点を補っていて、各々が使える。A4サイズの後者の優秀性は、新興メーカーASUSにとっては開発力をそこ集中させるだけの裏事情があったのかもと思わせる。

それ以外では、イヤフォーンをまだ試していなかったので、ブルーテュース接続を試しておかなければいけない。問題は古いブルーテュースだと接続できないことだ。実はメインのノートブックも駄目なのだ。だからアダプターを使おうと思うのだが、LINIXでこれを使うにはコツがいる。これが次の課題となりそうだ。折角メディア専用ポータブルPCがありながら、イヤーフォンでモニター出来ないとなると片手落ちだ。勿論有線ならば本格的モニターも可能だが、一度無線に慣れると中々戻れない。



参照:
C:ディレクトリーの清掃 2018-10-26 | 生活
日本の製品は田舎臭い 2018-05-25 | 雑感
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電池駆動のシャープさ

2018-10-24 | テクニック
引き続き朝が辛い。暗いうちにパンを取りに行って走ってから仕事なんてとてもではないが今の時期は無理だ。夏ならば陽射しを避けて、新春ならば朝の光を求めてもあるが、今はどうしようもない。毎年活動が落ちて気分も落ち込む季節であるが、今年は一寸違う。それは乾いた気候と遅くまでの強い陽射しゆえのコントラストだろうか。乾燥ゆえに気分の落ち込みは個人的な事を除けばそれほどでもなく、せめて歯根の事が無ければ最も秋を楽しみたいという気持ちになる。それでも朝の辛さは心理的なもの以上に今年は厳しい。

閉じ籠もっていてもまだ長袖体制に完全に映っていないので寒い。引き続き時間が空くと小ノートブックを弄っている。LINUXの最新MINT19は肝心のリモトコントロールがマニュアルになってしまって、設置に時間が掛かった。それもまだ一々セットアップしてやらなければいけないので、奥に入れっぱなしには出来ない。それでもVINOを使って交信は出来た。一度上げてやれば、あとは動きはなかなか良くて、リモートでも扱いやすい。

肝心なのは有線でDACに送る時の音質である。WIN8で使っていた時は常にREALTEKを通過していたりで ― 追記:正確にはffmpeg変換をである ―、出力段のサムプリング周波数を揃えていたのだが、LINUXのALSA出力を素直に転送すると44.1kHzとなるようで、要するに16BitPCMのCD同様となる。音楽では若干物足りないが、使用しているDENONのDACはそこからPCMをDSDに変換させるので、どこで変換するかでしかない筈だ。

先ずは、2017年バーデンバーデンでのリサ・バティシュヴィリのドヴォルザークを48kHzで録音したものを再生した。意外に印象は変わらなかったが、定位感は良く出ていて、全体のバランスは良かった。但し、ラトル指揮のフィルハーモニカーの響きのザラッとしていながら色合いの薄い、まるでデジタルサウンドそのもののような音色がより鮮明になった。しっかりした拍を与えるばかりに音の向かう方向性が薄いというかとても楷書のようなサウンドである ― フルトヴェングラーのヴェクトルを持った響きの対極にある。ヴァイオリンソロがそれなりに魅力的な音を出しつつ、もう一つ上手く噛み合っていない印象も変わらない。SWRの録音、放送である。

次にこの夏のザルツブルクのヴィーンからの録音中継を流した。これも48kHzで録音してあるので素直にそのままでDACに出ている。前日に聞いたベルリンでの4月の録音からするとダイナミックスが小さい。理由は樫本のソロとテュッティでの距離感の相違で分かるようにミキサーで大分動かしているようだ。会場が鳴っている感じが出ていたのでいいと思ったが録音技術的には惜しい。これなどは典型的なマイクロフォンを通した音と生とは違うという例だろう。更に気になったのは会場の響きに若干濁りがあってマイクロフォンの位置に拠らず若干その傾向があるのかもしれない。もう一つ弱音部でマイクのケーブルが可成りノイズを拾っていてアナログサーノイズのようになっている。固定ケーブルかプルト周辺が老朽化しているのだろう。如何にもオーストリアらしい。

余談ながら先日観たフルトヴェングラーの録音に関しての言及も、技術的な問題が指揮者の信頼感を勝ち得なかったという事になる。それはこうした最新の機材を使っても同じことであって、ハードではなくてソフトの問題なのだ。ヴィーンからの中継もドイチュラントフンクと同じように冴えないのだが、こうして改めて聴くとハード的にはそれほど変わらないようだ。しかしそれでもフィルハーモニーからの中継はナレーション自体もシャープな響きで、アコースティックも鮮明度が高い。しかしそれでも生の音のダイナミックスが全然出ていない。フィルハーモニーのトュティーも会場が鳴り切った残響が奥に広がる感じの収録だ。電源よりも電池駆動の方がシャープな音像になる感じだ。それにしても左右と奥行きの定位感が素晴らしい。

このASUSに関してはしばらくは遊び道具だが、これで年内に新規導入しようと思っていたノートブックの購入を止めようと思う。問題は、PCオーディオの録音や再生でなくて、NASの方であることが分った。この一年で二つも外付けHDDを購入したが、2Tから3Tへの拡大は殆ど価値が無かった。次は8Tへ行くか16Tへ行くか。二倍半にしてもオペラ一つやブルーレイが50Gとかになって来ているので、100回分で5Tである。つまり前者ならば三年しないかどうかで今まで通り心細くなる。16Tなら少し積極的に記録可能となる。結局価格的には最新売れ所PCと同程度だろか。



参照:
味わい深い楽の音 2018-10-23 | テクニック
夜も眠い、昼も眠い 2018-10-22 | 生活
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味わい深い楽の音

2018-10-23 | テクニック
PCオーディオの世界は奥が深い。CDプレーヤーなどならばメーカーがお膳立てしてくれていて、デジタル音響技術に係らないが、PCオーディオではスタディオ以上に様々な可能性が生じて来る。大きな差は、信頼性のプロの世界とは異なって可能性を組み合わせると夥しい実験が可能になる。

同じようにアップルとかウィンドーズを使っていればそれなりに信頼性があって、楽に楽しめるのだが、LINUXとなると可能性が広がると同時に判断をするのがなかなか難しい。ネットで調べてみても音質を重視した使い方の情報は限られていて、PCオーディオを始めた二年ほど前のその状態に再び立ち戻った。WIN8で構築して来た最も優れた音に疑問を投げかけるだけの新境地へと広がって来た。

一つはアップサムプリングの利点に対してLINUXから48kHzで飛ばす音が意外に悪くなかったり、ffmpgの効用に光が当たって来たり、その機能によってもたされるタイムラグが音楽映像で気になって来たりと、WIN8では当然と考えていたことが、再び有線の使用などでどうなるかなど他の可能性に思いを巡らすようになったのだ。

実際に久しぶりに有線で繋いでみると同じAudacityでのフィルハーモニーからの録音が大分異なって聞こえる。以前有線で感じていた艶消し感が無くて、無線でアップサムプリング化したものよりも定位感があって広がりが出来たようだ。これならばアップサムプリングを拒むほどの純音再生で驚いている。ただ総奏で余裕感は無くて結構一杯だが、この問題はそもそも管弦楽団自体の問題なのでそこまで感じさせるこの再生音は高水準だ。こうなると無線に戻れなくなる可能性もある。SSDなので機械音はプロセサーへの僅かな冷却ファン音のみとなるので、後ろに押し込んでおけば全く邪魔にならない。これでしばらく試してみるにはこの小型ノートブックを遠隔操作するようにしたい。何時ものVNCヴューワーの登場だ。

それにしてもベルリンからの四月の初日のラディオ放送がこれだけの音質で放送されていたとは知らなかった。いつも冴えないドイツュラントフンクの放送だ。そして八月のルツェルンでの放送が、未だにDCHでアップされていない。是非フライイング拍手の時のキリル・ペトレンコの表情と、なによりもその「ラぺリ」の名演奏を聴きたいのだが、編集に時間を掛けているのだろうか?もしかすると製品化の計画があったのではないか、明らかに長めに腕を下げなかった気がするのだ。演奏水準はとても高かった。それとほぼ同じプログラムのこの四月の二種類の録音録画から、特にフランツ・シュミットの曲は味わいが深く、演奏もとても美しい。

いづれにしてもオーディオ趣味程ではないが、限の無い世界が広がっている。少なくとも電線の取り換えで市場に貢献するよりは健全だと思うのだが、金は全く掛からなくとも机の前で無駄に時間が掛かりそうで恐ろしい。要するに経済的には世界に何一つ貢献しない。

先ずは、拾ってきたUL30aを普通に使えるようにしたので、あとは有線でDACに接続して使うPCオーディオの質を検討すると同時にffmpegを積極的に使っての高音質化の二方向で、余暇に試してみよう。この週末の作業の結論である。

またAudacityの機能はWIN8で扱うよりもLINUXが優れているようにさえ思う。これならばLINUX特有のALSA入力で中々いい録音ができるかもしれない。少しこの小型ノートブックの使い道が見えてきたかもしれない。



参照:
夜も眠い、昼も眠い 2018-10-22 | 生活
19世紀管弦楽の芸術 2018-09-04 | マスメディア批評
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SSD初インストール準備

2018-10-18 | テクニック
恒例の冬籠り準備である。今年は先々月取って来た壊れたミニノートブックを弄ることから始めた。急ぐことは無いが、それが使えるとなると、また違う可能性が生じるからであり、なによりも無用の長物が手元にあると邪魔になる。夏の暑い間はその気にもならないが、こうして夜が長くなってくると、夜鍋仕事に精を出す。

状況としてはHDDのシステムを読み込まなくなったという事であり、前使用者のプログラマーは自身のプログラムの入っているHDDを抜き取った。その残りを取って来た。機器はASUSのUL30aと称する商品で小型でCDROMが内蔵していないのが特徴だ。評判が良かった商品で2010年頃の製品にしては今でも使える内容だ。なによりも小型だから使えるようになれば様々な可能性がある。アップグレードまでは考えないが用途を限定すれば面白いかと思った。丁度タブレットと通常のノートブックの中間に位置する。そして軽い。

特に時間を費やしたのはHDDが無いことから自身の古い壊れたHDDやUSBスティックを利用してブートすることだ。結局BIOSを幾ら弄ってもUSBのプログラムを動かせなかった。しかしHDDもスティックもしっかり認識している。論理的に考えれば、所謂読み込みのプログラムであるMBRとかGPTが故障若しくは読み込めないことになる。そこで新品のSSDを購入することになった。SSDは無音のディスクであり機械式でないが、その読み消し回数に限界がある。そして大容量は高価だった。しかしここに来て41ユーロで240GBの容量が買えることを知ったので迷いなく発注した。今後は音楽などに使うPCオーディオには欠かせないと思う。

そして事始めであるが、問題なくHDDと同じように装着、読み込みが可能だった。念のために設置台も購入していたが必要ないかもしれない。そして試してみる。先ずは初期化フォーマットをしないといけない。これを他のノートブックなどでやるのは接続アダプターでUSBに繋げれば詮無いことであるが、それだけでは何も変わらない。そこでWIN8のノートブックのリカヴァリーディスクを製作しても、WIN7が同じ64BIT対応ならば全く問題なく使えると知って、試してみた。先ずは4GB弱のスティックで試してみる。問題なくメニューが出て、プロムプト画面でコマンド入力も可能となった。

これで読み込んでいるSSDもDiskpart-List Disk-clean-Select Disk-Format fs=fat32 quick-create partition primary-active-assign letterコマンドでフォーマットやパーティションが可能となる。実際、HDDでは慣れているがSSDは初めてだったので自信が無く、可能な限り無駄な書き込み消去もしたくないので恐る恐る試してみた。プライムディスクなどの選択の可能性や設計を考えるが、中々最初から決まらない。また手元にはSDカードはあるものの空いているスティックは僅か4GB以下の一本しかないことに気が付いた。だから、先ずはSSDにリカヴァリーディスクを拵えて、スティック無しで読み込めるようにした。そしてWIN8のリカヴァリーモードとなった。

そもそも本体のWIN7はネットで番号を入れてみるとASUSのプリインストール向きのライセンスでインストールISOが落とせない。それならば先ずはWIN8のインストールを試みる。しかしここでDLしたWIN8.1のISOデータが4GBを超えていることが分かった。それならばと早速32GBのUSBスティックを発注した。まさかこんなものが必要になるとは思っていなかったが、これだけ大きなスティックが手ごろな価格になっているならば手元にあれば役に立つと思った。

その一方試しに動作が確認されているUBUNTUをUSBにイメージISOデータとして作成した。こちらは問題なくUSB化した。そしてそれを動かしてみるとUBUNTUのインストール画面が出てきた。これでノートブックが使用可能なことが証明された。更にメモリーテストもしたので、ハードウェア―は問題が無いことも分かった。つまり使用者のプログラマーが突然使えなくなった背景には、MBRの破壊が推測される。ハードディスクが壊れた形跡が無かったことであり、今回私が苦労したような状況が続いていたというからだ。

これで二三日中に大きなスティックが届くので、それを待ってWIN8がライセンス上も問題なくインストール可能か試してみて、問題があればUBUNTUをインストールすることになる。まだどの様に使うかは定かでないが、兎に角電化ゴミではなくなりそうだ。



参照:
単純なアフリカの風合い 2016-11-26 | テクニック
夏時間が辛くなった 2018-10-13 | 雑感
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華為製品を買い物籠に

2018-04-18 | テクニック
プライムシートという無料でデジタルコンサートホールを聞けるサーヴィスを試してみた。デジタルコンサートホールの音響面を担っている日本の企業体であるから日本国内限定無料なのだろう。我々音楽ファンにとっては動画はどちらでもよいことの方が多く、ハイレゾリューションで無料で聞ければあとはトレイラーだけを見ていればもう要らない。試してみるとやはり重かった。少なくとも現在の私のスピードでは少しだけ音を聞けたぐらいであとは流れなかった。今回は断念するしかないが、八月のベートーヴェンプロはこれで聞いてみたい。

そのためにこちらの環境を整えるべく、昨年二月から懸案となっていたグラスファイバー回線へと移行する手続きを取った。机周りだけでも三種類の電話回線と少なくとも五つの電話番号があるので、これを整理するのも目的だったが、その支払元など様々で複雑だったのだ。どうも一つの番号は廃止にしないことには、回線数を減らすことは難しいようで、先ずは新しい契約についてくる新たな二つの番号が増えて、全部で七つの番号になる。最初半年は割引価格なので、それが切れるまでにもう一つの回線を解約すれば事実上月々の全支払額は殆ど増えない。

なによりもインターネット回線が二つになることで偶に起こる「音信不通状態」を避けることが可能になるだろう。そしてなんといっても毎秒27.9MBit以上のダウンロード、2.7MBit以上のアップロードが保証されるために、現時点での大抵のネットでのコンテントは問題なく落とせる筈だ。今回は間に合わなかったが、今まで遅れたのには最初の導入時期のよりよいお得なオファーを躊躇させた原因は他にもあったからだ。なによりもそれ用に準備されているルーターの評判が悪く、飛びにくいという事だった。

グラスファイバー化を果たしても現在使っているデジタル回線は維持するためにルーター二機がWiFiを飛ばすことになって猶更その性能や安定性が問われた。しかし評判は散々だったので、そのモデルが一掃されるのを待っていたのである。独テレコムのやることであるから、その予定数を導入時期のお徳用パックで捌いてしまわない限り、それに代わる機種に力を入れない。漸く、通常にルーターと一緒に注文して、月々賃貸料払っても新モデルが主力になってきたことを確認した。要するに少々安くても旧モデルは御免だったのだ。そして今回新モデルの賃貸料金が5ユーロ弱になっていて、アマゾンで購入すれば115ユーロなので二年も掛からずに償却可能となる。つまり買いだった。これで決心した。

これで上の速さならばデジタルコンサートホールもその他の生中継映像も少なくともこちらの速度でその質に制限が掛かる事は無くなる。室内のWiFiに関しては従来通りで使えるが、NASは新しい方がDLNAとも上手く使える可能性が高い。するとどうしても従来のルーターで構成しているWLANの方はサブのシステムになってくる可能性が高い。そこまで新システムがよいならば万々歳だ。そしてなんていうことは無い、メーカーは華為なのだ。流石に信頼おける独テレコムの選択だ。

最後までの問題はFAX専用にしている番号が移せないようなので、FAX番号が変わることになることだ。平素からその番号を使っているのは必要のない宣伝目的の業者なので全く問題は無く、もはや仕事でFAXを使う人は殆ど居なくなっている。少なくとも電子メール化している。個人的に最大の問題はその番号を印字してある名刺と便箋がまだまだあることで、便箋の方は印字で変更してしまえばよいが、名刺の方は少なくとも線で消さないと不親切かもしれない。大抵の人は電子メールか電話をする筈だが。携帯電話の番号もいれていないのでこれも手書きで加えることはしばしばあるのだ。勿論契約を解消する前にもう一度だけ番号移転も相談してみたいとは思っている。



参照:
Accept 華為 or 羽佳!?  2018-02-23 | 雑感
I love „Made in China“2018-04-08 | 生活
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こてを使う腕を振るう

2018-03-17 | テクニック
半田ごてを握った。前回は電話機の修理だった。小手が悪かったので作業効率も精度も極端に悪かった。今回は腕時計スケールだからそのような不器用な仕事は許されない。

先ずは届いた充電池を開ける。予想していた以上に小さく、これならばもう一つ大きめの物を探せばよかったと思った。しかし実際に時計の裏箱に収めてみると、分厚さが違った。一ミリ以上は分厚かった。試しに裏蓋を閉めてみると、液晶に黒い点が表れた。押さえつけているのである。再び外すと黒い点は無くなる。全く使えないかとも思ったが閉めるとしっかりと密閉可能なので試すことは可能な筈だ。

いよいよ半田付け作業だ。ガムテープで時計の腕輪を固定したりしたが、上手く中身が外れて呉れたので作業が遣りやすくなった。まあ、完璧ではないながらも使える程度には固定出来た。最初にこてを温めるときに焼けて煙が出たが、バルコンで少し焼いてから温め直した。やはり今まで使っていたものよりは精度が高い。温度も比較的安定している感じで、周りがあまり熱くならない。購入した価値があった。

そしていざ充電池を押し込んで蓋を閉めると再び黒い点が表れるが、ある程度は仕方がない。水が中に入るよりはましである。そしておもむろに充電のコードを取り付ける。何ら反応が無い。新品の充電池だからどこにも電流が流れないということらしい。暫くしても反応が無いのでテスターで調べてみたのだ。兎に角充電してみなければ分からない。二十分ほどして液晶が点滅しだした。間違いなく結線しているのを確認。直に初期状態になり、充電のインディケーションが表れた。これでいける。

完全充電になるまでに4時間ほど掛かっただろうか。最初であるから当然かもしれない。そもそも容量が8割5分ほどしかないので、最初に十二分に充電しておかないと勝負にならない。先ずは数時間後に完全充電表示が出た。そこで早速GPSを動かした。時間が掛かるので駄目かなと思ったが何度目かで衛星を捉えた。時刻がなぜか同じ午前の時間が出る。24時間表示になっているのにである。言語表示などを初めてドイツ語にしたりして、再びGPSを合わせる。正しい時刻になった。

そこで気になるのは液晶の黒点とそれゆえの画面の暗さだ。それならばオリジナルの充電池を張り付けていた両面テープを剥がして少しでもスペースを作ることにする。電池をひっくり返したり色々とやってみるがやはりそのスペースに対して電池は分厚過ぎる。それだけでなく圧されていてアラーム音もほとんど聞こえなくなっている。それでも何とかマシな場所に置いてふたを閉めると、今度は驚いたことに完全充電した筈の電池が空になっているのである。シュートさせたのか、分らない。

再び完全充電した。今度は先ごろ入手したアマゾンベーシックを使ったためか一時間ほどで完全充電となった。ディスプレーの光度を調整可能だと分かったので明るくすると漸く使い物になった。これでしばらく置いておいて放電しなければ、回路には問題が無いとなる。問題が無いことが確認されれば、適当な充電池を海外で探してもよいかと思う。少なくともアメリカやアジアにはオリジナルに近いものがあるようだ。

ランランショックが尾を引いている。その満州人の去就はどちらでもよいが、そのプロデュースに先日のもう一人のペトレンコに引導を渡したのと同じ性質を感じる。つまりとても厳しい業界裏事情無しには考えられない。ツェッチマン女史はそれを全て被る人だと思うが、如何にべルリナーフィルハーモニカーやキリル・ぺトレンコへの攻勢が厳しいかを感じさせる。生きるか死ぬかの熾烈な売り込みが背後にあるのだろう。改めてペトレンコがランランを貶したインタヴュー原文に目を通した。なんと驚くことにそのインタヴューワーはFAZの評論をおばさんから代わった人だった。気が付かなかった。

次に予想されるのは、ティーレマンの扱いで、フランス物ではなく定期でヴァークナーかブルックナー指揮のオファーをこの単純なドイツ人が受けたとすると、いよいよ初代音楽監督に引導が渡されることになるかもしれない。ヴァークナー家のことを考えればあり得るかもしれない。



参照:
裏蓋を開けて凝視する 2018-03-09 | テクニック
先の準備を整える 2018-03-16 | 生活
蛇足を画策したのは誰 2018-02-21 | マスメディア批評
ペトレンコが渡す引導 2018-01-14 | 文化一般
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パンツ脱ぎ棄てお気楽

2018-03-15 | テクニック
天候が回復して森に出かける。閉鎖していた沢沿いの散歩道が開いていた。勇んで久しぶりにパンツを脱いで踏み込んだ。想定以上に切り込まれていて、道から谷への下る斜面の常緑樹は全て切られていた。全くの裸ではないが、緑が無いので光が全て通る。眩しく、これは新緑が茂るまでは明るく、このままでは夏は走られないと思った。きっと新緑で影を作ってくれると思う。それが楽しみだ。それ以上に足元が悪く、タイヤ跡以外はピステが掛かったように小石が上に転がっていて走り辛い。これも石が飛ぶまでは時間が掛かりそうだ。

足元が悪いものだから久しぶりの平坦な道であったが結構足が疲れた。油断すると足首を捻ってしまうので、それを堪えるだけでも足が疲れる。もう一度だけ日曜日を超えると、再びパン屋が日曜日に開くようになるだろう。GPS時計の充電池も届いたようなので、直ったら嬉しい。再び記録を狙えるような気持になってきた。

就寝前の二時間ほどタブレットを弄った。KorgのMicroKeyと名付けられたキーボードのブルーテュース接続を試みるためだ。IフォンやIパッドではMIDIラインが確保されているために何ら苦労することなくコードレスで使えるらしい。アンドロイドでの使用例はあまりネットに詳しくはない。ユーザーとしては面白い課題である。結論からすると、やはりここでもIで可能なことは少し試すとアンドロイドでも同じように可能だという傍証が一つ増えた。そこで好んで弄るのがアンドロイドユーザーである。

タブレットとのブルーテュース接続は全く問題が無い。それならばどのようなアプリケーションで呼び出すかによる。それに相当するものを探した。MIDIの世界は使い慣れていない者には分かり難い。なぜならばそれはシンセサイザーで音にしての出力だけではなく、鍵盤からの出力を楽譜化するような機能も所謂打ち込みとして重要であるからだ。更にスルーとなると、部外者には訳の分かり難いスタディオミュージシャンの世界となってしまう。

今回の鍵盤の使い方は、個人的な目的である楽譜にある音を確かめ、楽譜を見て分からない音の鳴りを鍵盤で押してみて確認したりすることなので、鍵盤を押してその和声が聞こえればよいのである。若しくは音を取るだけのことでしかない。それに必要なのは鍵盤で押したミディー情報を適当にシンセサイザーで音にして貰い、それをスピーカーから聞くというだけの機能である。

そのためのアプリは沢山あるのだが、その中でブルーテュースで鍵盤からの情報をそのまま音にするアプリを探した。先ず使えるのは二つ見つかった。一つはMIDI BLE Connectという比較的有名なアプリがある。これは使い方が複雑でヴァ―チュアルキーを押しては音が出るのだが、キーボードからの音が中々出なかった。その間に二つ目のFluidSynth MIDIというのを試してみた。これはメニューとしてブルーテュースがあるようにそこで同調して三種類の無料の音源から一つをダウンロードして遂に音が出た。これで想いが叶った。その後で前者も試して音出しに成功した。

前者は音源がピアノしか見つからなかったので、その音質は物足りないが、後者は数限りない楽器や音質を選択可能なのだが、音量が足りない。その分実際の楽器などでは不可能な弱音がタッチによって微妙に出る。鍵盤楽器ではありえないほどだがソフトシンセサイザーの程度は高い。前者の利点は鍵盤が無くても普通に音出しが可能性があることだろう。鍵盤が無い出先などでは使いやすい。あとは両者とも調整の可能性などの音作りの面の照査するだけである。更に使えるアプリケーションがあると思うので探してみたい。

タブレットでこうやって使えることが分かったので、早速ノートブックにある関連のソフトウェア―を消去した。完全、簡易に使えるものではなかったので頻繁に使えなかったからだ。これでPCの負担が少し軽減した。コードレスでのキーボード演奏、こんな気楽なものは無い。



参照:
ANDROIDでMIDIを使う 2018-03-14 | テクニック
蛇足を画策したのは誰 2018-02-21 | マスメディア批評
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